ヴェリー・ベスト・オブ・ミック・ジャガー
ストーンズではなくミック・ジャガーのベスト盤。
ソロのオリジナル・アルバムは4枚しかないので、選曲を云々するのは野暮かなあ、と思いつつ、
「Throwaway」、「Visions Of Paradise」、「Party Doll」辺りは欲しかった気もします(^^;
未発表曲は3曲。元々は自宅でのプライベート録音だったという「Charmed Life」は、どうしてもストーンズ作との違いに、つくる方も聴く方も意識が集中しがちだった今までのソロ・アルバムの楽曲はなんだったんだと言いたくなってしまうほど(まあ、成功している曲も多いけどネ)、軽々とそして完璧に「ミック・ジャガーのソロ」している佳曲。
本作の目玉扱いでアナウンスされていたジョン・レノンのプロデュース作「Too Many Cooks (Spoil The Soup)」は、確かにタイトでファンキーでかっこいいけど、ジェシ・エド・デイビスやアル・クーパー、ジャック・ブルースといったスゴ腕メンバーが参加していることを考えるともっとスリリングな演奏でもうれしかったかな。というか、このセッションってまだ他に録音あるよね?聴きたいなあ。
「Checkin' Up On My Baby」はザ・レッド・デヴィルズというクラブ・バンドと録音したブルース・カバー。DVDに収録されたインタビューで披露されているレッド・デヴィルズのライヴ体験時のエピソードも楽しいぞ。それにしてもミックはブルース好きだよね。キース・リチャーズとブルースってなんだかイメージ的にすごく密接に感じられるけれど、実はミックも同じかそれ以上に「ブルース愛」に溢れているんですよねえ。ストーンズ作でもソロ作でも、それが感じられる瞬間があると、いつもニヤニヤしていまいます。
そうそう、で、その限定盤にセットされていたDVDですが、正直ミュージック・ビデオは古臭さが微妙に気恥ずかしいものが多く、直視できなかったりしましたが(^^;
インタビューと「JOY」にボノが参加した際のプチ・ドキュメンタリーとテレビ収録でのピーター・トッシュとのデュエットはなかなか良かったです。
ミックってすごいジェントルかつ知的に話しますよねえ。
中でも
「“時代を超えた名曲だ”なんて言い方があるけど/越えるんじゃない/どんな曲でも ほとんどの場合 その時代を反映してるんだ」
というコメントは、ミックとストーンズが重ねてきた年月のことを思うと、しみじみと説得力を感じます。
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