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2007/11/26

The Book―jojo’s bizarre adventure 4th another day

The Book―jojo’s bizarre adventure 4th another day 乙一 (集英社)

Jojobook
【link】JOJO×乙一! ジョジョ4部ノベライズ「ジョジョの奇妙な冒険 ”The Book”」、11月26日発売!!@JOJO

「ジョジョの奇妙な冒険」第4部のノベライズ。一体どういうものになるのか不安だったが(第3部の小説は「読んだ」という記憶しか残っていない^^;)、今、読み終えた直後の感想としては、満足しています。

第4部の舞台といえば、それは勿論、東北地方のM県S市郊外の新興住宅地、杜王町。この小説は、その杜王町におこった、現代日本の何処の町にもおこりうる、若しくはおこっている「事件」を背景にして、「ジョジョ」でしかおこりえない「ストーリー」が語られているという構造になっていて、まずこれが素晴らしい。思えば19世紀のイギリス~20世紀前半のアメリカという異国を舞台にした第1部と第2部、現代(連載当時)の日本からアジアを経てエジプトへ向かう冒険の旅だった第3部に続く「ジョジョの奇妙な冒険」第4部が近未来(連載当時)の日本の地方都市での物語になると知ったときは少々驚いたが、やがてぼくは「奇妙な冒険」が身近なところにおこり得るのだということに気付かされる。その第4部の持つ「サバービア(郊外)文化」を背景にした第4部の醍醐味が、この小説にも見事に反映され、単なる「スタンド・バトル(超能力合戦)」、「キャラクターノベル」ではない奥行きをもたらせていると思う。作中に自嘲気味に「そういうの、同人誌とどこがちがうんだろうな」なんて台詞があったりもするが、それがむしろ余裕にも感じられ、心憎い。

そしてもう一つのポイントは、この小説が「本」であり「小説」でなくてはならない設定となっていること。これからこの本を読む人は、ぼくがそうしたように帯を外してから読み進めることをおすすめする。理由は、読めばわかる(^^)
この「仕掛け」によって、ジョジョの世界がより立体的に楽しめるのは、ジョジョマニアにとってたまらないプレゼントだな。流石、作者もジョジョマニアなだけあってツボを知り尽くしていますね。

と、詳しい内容に触れずに書けるのは、こんなところか。とにかくジョジョファンは買って、読んで損のない内容だと思います!!

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2007/11/20

07年11月のヘビィローテーション・ディスク

0711hr

Dark Passion Play Nightwish
クラシック(オペラ)とメタルのミクスチャー・バンド。ジャズ+ヒップホップやロック+ソウルとかなら迷うことなく大好物だが、まさかこんなスタイルのバンドを気に入ることになるとは想像すらしてませんでしたよ! シンフォニック・オーケストラとのコラボが「お芸術」方向でなく「大衆」的に響くのが、断然好みです。
年明けくらいに前作「ONCE」を聴いてそれがとても良かったんだけど、そのときには既に印象的な女性ボーカル、ターヤが脱退したというニュースを見ていて、なんかバンドに対する気持ちがトーンダウンしてしまいました。
なので、先日、タワレコの店頭でこの新譜を見かけたときも、「あーそういえばボーカルが代わったんだよなあ」と思い出してあまり気乗りしないまま、とりあえず試聴することに。
・・・やっぱ、かっこいいよ、ナイトウィッシュ!!!!
たしかに新女性ボーカル、アネットは前任者と違う個性の持ち主だが、シンフォニックでスケールが大きく、かつ映画やゲーム音楽を思わせるキャッチーさも溢れているナイトウィッシュの音楽にはこういった可憐なアプローチの歌声もよく似合っていると思います。なんならより一層「大衆」感がアップしたようにも感じられたり。民族音楽的なテイストも含むインスト曲「Last Of The Wilds」からドラマティックな「7 Days To The Wolves」につながる、大作映画のクライマックスを彷彿とさせる展開とか、ホント素晴らしいっすねえ(^^)

Avenged Sevenfold Avenged Sevenfold
こちらもHR/HMバンドの新譜。ここにきてまたメタル熱がぶり返し気味に(^^;
いかにもな感じでアグレッシヴな1、2曲目もかっちょいいのですが、一口にヘビメタとは括れない個性の曲も収録されていたりいて、ガンズ&ローゼスがよくひきあいに出されているのにも納得なロックンロール・バンドですな。
なかでも男気が漂うアコースティックなロッカバラード「Dear God」には痺れました。つーか、ロッカバラードなんて単語を思い出すのはかなり久しぶりだ(^^; 古臭いってこと? いやいや、スタンダードっちゅうことです!!

Lost & Found: Rockabilly & Jump Blues Keb Darge, Cut Chemist
えっと、こいつはDJのカット・ケミストとケブ・ダージによるコンピレーションCD。ただし内容はブレイクビーツでもヒップホップでもレアグルーヴでもファンクでもソウルでもラテンでもなく、帯から引用すれば「埃にまみれた最上級のヴィンテージ・ロカビリー」っていうんだからなんだか吃驚。
こっち系はちっとも明るくないのでここに収められた曲も演奏者もよく知らないものが大半なのだが(チャック・ベリーとリンク・レイくらいだなあ)、ミスドでかかってるオールディーズとは一線を画す“ヤバさ”は確かに感じられる。
今年はTwo Lone SwordsmenとかShop Boyzとか、なぜかAny Old Rock&Roll(ジーン・ビンセント、チャック・ベリー、リトル・リチャード&バディ・ホリー・・・ね♪)系のヤバさとイナセさを想起させる新譜をよく聴いていたので、それらとぴったり繋がっている気がして不思議。時代は今、ロックンロールなのでしょうか。勿論、それなら大歓迎!!

Born Too Loose Johnny Thunders
というわけで、いつでも心底かっこいいロックンローラーといえば、ジョニサンでしょう。「You Can't Put Your Arms Around A Memory」を聴いて涙腺が緩まなくなったら、もうオレは生きていく価値が無い・・・・・・なんてね(^^;

花と雨 SEEDA
新譜販促用のインタビューをいくつか目にした上で、ぼくが買ったのは昨年リリースのこれ。和製ヒップホップの熱心なリスナーではないぼくがシーンを云々することは出来ないし、SEEDAというMCのプロフィールもよく知らないからなんかいう資格もあまり無いと思う。
でも・・・「初めて外からネオンを見た時 この街の弱さに気付いた時」とはじまる「DAYDREAMING」から「1980練馬に生まれひばりヶ丘団地記憶の先へ」というフレーズが1980年に練馬区の小学校に通っていた小学生だったぼくに感慨深く突き刺さる「LIVE and LEARN」へとつながり、肉親の死という誰にでも起こり得ることだけど誰とも共有できないことを真摯に誠実にラップした「花と雨」に結実する一連の流れには・・・なんといったらいいかわかんないけど、ヤラれたよ。
最後にさよならは 言えないさ」・・・ホントにそうだな、その通りだな・・・。
もしヒップホップが「自分ではどうしようもない哀しさ」を表現できるメディアだとしたら、東も西も北も南も青も赤も黒も白も黄も、そんなん関係なく、21世紀のブルース・フォームなんだと言えませんか・・・言えませんか?・・・まあ、いいや・・・それこそ、そんなん関係ねえ!

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2007/11/12

ユリイカ 「総特集*荒木飛呂彦」

Jojo
『ユリイカ2007年 11月臨時増刊号』総特集*荒木飛呂彦 鋼鉄の魂は走りつづける
【link】ユリイカ 2007年11月臨時増刊号 『総特集*荒木飛呂彦』、11月12日発売!@JOJO

というわけで1冊まるごと荒木特集の雑誌が発売。早速購入してきました。
とりあえず「極私的スタンド事典」と対談の「男たちの奇妙な愛情 !? 『ジョジョの奇妙な冒険』 の平行世界(荒木飛呂彦×斎藤環×金田淳子)」だけ読んだところ。
「スタンド事典」の方は、極私的といいながらも、コンパクトに情報が集約していてなかなかイイ感じ。似たスタンドの表示など、コミックを再読する際などに便利な箇所も。
対談の方は……微妙だなあ(^^;
ぼくは、いわゆる「腐女子」文化にそんなに抵抗が無いつもりだったけれど、それを堂々と前面に出されるとやっぱり違和感がします。批評的に興味深い指摘もありますが、おっさん感覚のベタな「エロ」を女性視点で男性(キャラ)対象に置き換えただけと感じられる辺りは、正直不愉快ですねえ。まあ作者の荒木飛呂彦自身が楽しんで話に加わっているんであれば、大きなお世話かもしれませんけど。それにしても梶原一騎作品からの影響など、もっと突っ込んで知りたかったのでちと残念な内容でした。

まあ、それはそれとして他にも読み応えありそうなコンテンツが並んでいるので、楽しみに読み進めたいと思います!

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2007/11/03

三笑亭夢之助が「気が散る」と手話通訳者外に出し謝罪

三笑亭夢之助が「気が散る」と手話通訳者外に出し謝罪
 落語家の三笑亭夢之助(58)が9月17日、島根県で行われた敬老会での独演会の中で聴覚障害者のための手話通訳者に退場を求めていたことが、ネットで様々な意見を呼んでいる.........≪続きを読む≫


事の是非、夢之助師匠の発言内容、また「気が散る」かどうか、は、ひとまず置いておいて、そもそも落語を手話で表現できるのだろうか、ということが気にかかります。
落語の話のストーリーを追うカタチになるのだろうけど、ストーリーを理解したからといって「落語を聴いた」ことにはなり得ません。ストーリーを追いかけるのならば、同じネタをいろんな落語家が高座にかけていることや同じ演者の同じネタを何度も聴くという行為が全く成立しませんからねえ。
そういえば何処にも出ていないけれど、ネタはなんだったんだろう。「時そば」や「青菜」のような、繰り返し構造の噺だった場合、ホントにどういうカタチになるんだろう。

という基本的な疑問に応えてくれるニュースが無いんですよね。そこんところを理解しないで賛成も反対も無いだろう、と思うのですが・・・(^^;

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