2007年best disc+1
実はかなりあれやこれやありまして、まさにてんやわんやですよ(by CKB)な一年だったんですが、まあそれはそれとして今年もやっぱりいろいろ聴きましたねえ。そんな中でよく聴いたCD、これは良いと感じたCD、なぜか好きなCDを10枚+1枚ほど選んでみました。+1枚は毎年のことながらクレイジーケンバンドの新譜でございます。いい加減そろそろ毎年毎年ホントにそんなに最高傑作更新なの?、と思われたりもしてるでしょうが、ホントなんだからしょうがないって、自分がイチバン驚いているんだからしょうがないのです。
では、まずそのCKB新譜から行きましょうか。

■+1.SOUL電波 クレイジーケンバンド
いつにもましてディープな煤けた空気感が全体を覆い、なるほどそれが「SOUL電波」なのかと思う。また「東洋一のサウンドマシーン」らしいエイジアンな湿度も高め。ぼくにとってのベストトラックは時期ごとにクルクル変わり、先月のパシフィコ横浜公演以降は「生きる。」がかなりズシンと効きます。ライブではこの曲の持つゴスペル濃度がさらにアップ、そしてエンディングをライブ全体のクロージングテーマぽく伸ばして演奏してまして、かなりグッときたんですよ。CKBらしい骨太なメッセージソング、しかも歌詞は「俺はPreacher」/暑苦しいPreacher」ですからねえ。こりゃあもうたまんないもんがあります。
そんでやっぱりCKBの魅力がつきないというのも、その「ジャンル飛び越えた選曲」にもありますね。
例えば今年前半のツアーでぼくが行った川崎と横浜では、なんとブラックサバス「N.I.B」のインスト・カバーからはじまって、リンク・レイ直系のガレージ感あふれる「バットマンのテーマ」、グルーヴ祭り「JB~Pファンク・メドレー」、川崎ならではの客席リクエストはもちろんキャロル「ファンキー・モンキー・ベイビー」、しっとりピアノソロ「危険な関係のブルース」、大団円は「また逢う日まで」(・・・その直後、阿久悠氏の訃報を聞くことになるとは・・・)と、カバー曲だけでもこんなことになっているんですもん。だからいつもCDやライブを聴いたあとの感想は「音楽は素晴らしい(byライムスター)」ってことになるわけで。
なので毎年毎年、いついつまでも、CKB最高!、とそういうことなんです!!
と、力強くCKB贔屓をアピールした後だからって決して下記のディスクがそれ以下とかだってわけじゃあないですよ。中華もカレーも寿司もイタリアンもバーベキューもちゃんこ鍋もタイ料理も焼肉も懐石も立ち食いソバもシウマイ弁当も・・・なんだって好きだし食えばうまいじゃんか。別にこのバンドが好きならあのジャンルは聴いちゃいかん、とか、そういうのが好きならこういうのは好きになっちゃいかん、とか、これがいいならそれはダメ、とかさ、そんなん関係ないねえ。
たっぷり好きなもん聴いて滋養と栄養補給してスタミナばっちりまた明日からがんばろうと、そういきたいもんですな。

■01.Rockstar Mentality Shop Boyz
■02.Perfect Song PJ Morton Band
■03.Avenged Sevenfold Avenged Sevenfold
■04.Underground Kingz UGK
■05.Wrong Meetings Two Lone Swordsmen
■06.Raising Sand Robert Plant & Alison Krauss
■07.Akasatana TWIGY
■08.Planet Earth Prince
■09.Dark Passion Play Nightwish
■10.Songs About Girls will.i.am
春は黒人SSWによる(良い意味で)AORチックな02を、夏はロック×ヒップホップの爽快なB級超大作(!?)である01を、秋からは「ガンズ&ローゼスの再来」なんて称されたりもしているらしいバンドの03なんかをよく聴きました。・・・そうなんですよ、このブログにも何回か書きましたけど、今年のぼくのリスニング生活の大トピックは、いわゆるヘビメタ、HR/HM系のロックをすごい聴くようになったってことでしょう。きちんと聴くのは高校生のとき以来だろうな。なので古いのも新しいのも沢山聴きました。他のジャンルもそうですが、最初はどれも同じに聴こえた内容がだんだんと楽曲ごとやバンドごとの個性の違いを聞き分けられるようになり、その中での自分の好みも徐々に定まってくる過程というのは、ホント楽しいもんですよね。まあ、まだまだにわかリスナーの範疇ではありますが、今年作の中で特に気に入ったのがその03と09。どちらも他のジャンルには無い(もしくは薄い)要素が全開で、聴いてて楽しいのがいいですな。
メインストリーム・ヒップホップは質量ともに充実しまくりの04の2枚のディスクを聴くのにあけくれた感じ。なので01もそうだけど、あとは07とか10とか微妙に変化球のディスクをチョイスしました。
んでもって、この10枚の裏要素としては、プリンスのポップ・サイドが全開の08をはじめ、02とか10とかに(まあ、ある意味01や03もそうだね)香る80年代フレイヴァか。決して懐古主義者では無いつもりのオイラですが、音色やコード、メロディー、曲構成などに「あの時代らしさ」が漂うと反応はしてしまいますね。リアルタイムの刷り込みは大きいですよね。それと10はこのソロアルバムのみでなくプロデュー作などの活躍も加味しての選出です。
05のようなダーティで煤けたロックンロールはいつでも大好き。そして06は主役のお2人ではなく、マイ・フェイバリット・ギター奏者、マーク・リボーの参加と相変わらず心憎いプレーが、疲れた身体のツボにフィットして気持ちいい~。
ということで、ま、今年はこんな感じ。来年も楽しく音楽聴きたいです!!
【追記】
と書き上げたところでミュージック・マガジン1月号を見たら、UGKのピンプCの訃報が!!!
あわててネット検索
ピンプ・C急逝を所属レーベルJiveが確認、死因は自然死か?
UGKの相棒バン・Bが、急逝したピンプ・Cについてコメント。
急逝したピンプ・Cの葬儀が行われる。
33才かあ。出所してヒット作出してこれからだったのになあ・・・。RIP
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