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2008/02/29

死刑

Shikei
死刑 森達也(朝日出版社)

ぼくはごくごく単純にいえば死刑廃止派だ。その理由には大きなものも小さなものも沢山あるが、煎じ詰めれば国家が殺人行為を悪としているのに自らは殺人をするというシステムそのものへの嫌悪ということになるのかな。
死刑を容認するという論理と、よくある「どうして人は人を殺してはいけないの?」という疑問への解答(なんてものがあるとして)とは、どうにも両立しないように思える。ちなみに現状でのその質問に対してのぼくの回答はこうだ。
「人は人を殺したくないものだから」
って、まあ、情緒的というかお花畑的?、性善説的でもあり、かつぼくが知っている範囲での人類の歴史からも導き出し辛い意見だろうなあ、とは我ながら思う。でも、他人を殺して得すること・・・二次的なことではなく、殺人行為そのもので誰かが得することなんてあるだろうか。もちろん人間の営みは損得勘定のみで行われているわけではないし、ぼくにも誰にも備わっている感情という奴が常にロジカルだったり理性的だったり合理的で整合性がある行為を指し示すわけでもないだろうこともわかっている。それでも、もし人が欲得や嫉妬、憎悪や苛立ちのままに人を殺すことを肯定する(積極的ではないにしろ)のならば、今ぼくらが、まあ一応、平和に安全に暮らせている社会で殺人行為が違法とされているのはなぜだろう。ぼくは、その現実の一端に「人は人を殺したくないものだから」という要素が貢献しているように考えられてならない。
で、話を死刑へと戻すと「人が人を殺すのはご法度」の世の中に、合法的に人を殺すシステムがあるのは、やっぱり矛盾だと思えてならないのです。先に「国家が」と書きましたが、国家というのはあくまでも観念的集合体であって、死刑を判断したり決定したり執行するのは人なんですよね。「人が人を殺す」という言葉の上では、殺人と死刑は同じじゃないかと、そう今のところのぼくは思います。

で、本の感想にうつる前にもう一つだけ。
「被害者の気持ちを考えろ」
というこの手の話題には必ず持ち上がる意見へのぼくのアンサーも。
「もしぼくの身近な誰かが誰かに殺されたら」
ぼくは間違いなく殺したその野郎のことは恨みます。憎みます。殺してやりたい。懲らしめてやりたい。殺された人の無念を痛みを怒りを数十倍に増幅し、そいつを「生まれてきたことを後悔するくらい」のどん底に突き落とした上でこの世から消滅させてやりたい。と、犯罪被害者ではない今はそう思いますが、いざその立場になったときに、本当にどう感じるかは、正直言うとわからないです。「被害者の気持ちを考えろ」という意見に一理があるとすれば、「加害者の気持ちを考えろ」も「死刑執行人の気持ちを考えろ」も「殺人事件を報道するマスコミの気持ちを考えろ」も「事件を捜査・立件する警察官の気持ちも考えろ」も同じだけの一理がありますよ。なのでぼくは、わからない人の気持ちをわかったように代弁する・・・しかも人の生死がかかった事柄について・・・のは不遜だと思えるんですよね。もちろんだから口をつぐむべきだと言いたいんじゃなくて、「わからない人の気持ち」に沿って自分の意見を言うんではなく、他人にはわからない(かもしれない)自分という人の気持ちや思いを拙くても言葉にして語ることからしか、はじまんねえんじゃないかな、と。人の気持ちを思いやることは大切です。人の立場に立ってものを考えることも重要です。でもそれは究極的には人(他人)の気持ちはわからないからこそ必要な姿勢なのであって、ことを単純化するための手段として、わかりもしない「人の気持ち」を錦の御旗にしてはならないと、強く思います。・・・アンサーになってないですね。ようは「わかりません」とポツリ答えて少し俯く、というのが現時点でのぼくのアンサーになるんでしょう、きっと。

ということで、やっと本の感想です。
森達也の他の幾つかの著作と同じように、これも取材を進める過程を描写していくスタイルで書かれています。本人曰く「死刑を巡るロード・ムービィ」。余談も含めて取材途中の空気をパッケージするようなこのスタイルは著者が映像媒体出身者だからでしょう。ぼくにはとても読み進めやすいスタイルですが、まだるっこしく、もしくは曖昧に感じる方には向いていない構成かもしれませんね。この辺りは好みの問題かな。

一応、上記の文章はこの本を読む前の死刑に関してのぼくのスタンスを書いたつもりなんですが、読了後に書いたため、この本からの影響も拭えてはいませんね。森達也のスタンスも「どちらかというと死刑廃止だけれど、その明確な理由は今一つ自分の中には無い気がする」といったところからスタートしています。まったく同じでは無いけれどぼくとそう遠くはないところだ。なので、この本の辿る過程が読んでいるぼくと重なる気がしました。

まず、ぼくらはとにかく死刑について、知らないことが多過ぎる。よく知らないことは死刑の他にも沢山あってそれら全てに精通する必要はないかもしれないし、物理的にも難しい。しかし死刑という制度を存続させているのは、主権者である日本国民、すなわちぼくやあなたなのだから、人の命を奪うシステムについて知るべきことを知るというのは、沢山の知らない事柄の中でも優先順位は低くないと思う。ただし知ろうとして知れる範囲というのは決して多くはなく、具体的にはこの本の前半から中盤に著者が体験した実例が書いてある。それをどう判断するかが、どう感じるかが、死刑について考える第一歩だろう。

ぼくがこの本のクライマックスだと思ったのは、「光市母子殺害事件」の被害者遺族とのやりとり。デリケートなことでもあり、これを読んだ人の中でも、このやりとりでは不十分だと感じたり適切な取り上げ方ではないと思う人もいるだろう。でも、これでいい。著者とその事件の被害者遺族との距離感こそが現在の日本でのリアリティのある、死刑について考える、ということだと、ぼくは思うから。その被害者遺族(本村洋氏)から著者に宛てた手紙が引用してある箇所は、死刑に賛成な人であろうと反対な人であろうと目を通すべき内容になっています。

とり急ぎ、この本を読んだ感想と現時点での死刑に関しての私見はこんな感じ。
しっかし、この本の中にも所々で出てくるんだけど、加害者や被害者の家族のところに手紙や電話で「死ね」とかなんとか恫喝する連中ってのはなんなんだろうね。その(無駄な)パワーの源が知りたい・・・いや、知りたくない(笑)

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2008/02/24

ヘイト船長とラヴ航海士

Hate_love
ヘイト船長とラヴ航海士 鈴木慶一

17年前の前ソロ作『SUZUKI白書』を未だに愛聴しているぼくなので、当然この新譜には飛びつきましたっ。

今作のプロデューサーは元サニーデイ・サービスの曽我部恵一。実はなにを隠そうぼくはこの曽我部恵一がとても苦手だったりします・・・(^^; サニーデイ・サービスの『東京』ほか何枚かのアルバムとシングルは聴いたのですが、申し訳ないけど、なんかツボが違うんだよなあ、という印象。なんつーか、作品だけでなく、「下北沢活動」なんかでも「東京」の捉え方が上京組である彼と東京生まれのぼくとではどーにも合わない気がして、更に年が近い(一学年違い)ということもあり近親憎悪にも近い感情が沸いてしまうんですよねえ。まあ、とはいえぼくにしてみれば箸にも棒にもひっかからない数多の日本語ロック・バンドなんかよりも、それなりに真剣に対峙する価値があると感じたバンド、ミュージシャンだったからこその思いがあるわけで、決して全否定しているわけではありません。
と、曽我部恵一に関して長々と書いてても先に進まないな。ただやっぱりこの曽我部恵一の起用がこの作品の一つのトピックであることは間違い無いわけで、2ちゃんねる辺りでも賛否、というよりは拒否反応が上がったりしてます。まあ、それらは「オレの慶一やライダーズを若造なんかに弄って欲しくねえ」なんて嫉妬からくるものなんでしょうけどね。もちろんムーンライダーズも鈴木慶一もアイドルちゃんなんかじゃ無いけどさ(笑)、ただ逆にこういうカルト・ヒーローの方がファンの思い入れは強いんだよなあ。だから今作は聴かれる前からもう既にハードル上げちゃってるわけだ。そんなこと鈴木慶一は百も承知だろうけど。

というわけで前置き終わり。ようは中身が良けりゃそれでいい。早速聴いていこう。

・とりとめのない印象のファースト・トラックが終わるとズバッと出てくる「all right 船長」のコーラスがカッコいいっ! それとヘイト船長=鈴木慶一(なんでしょうね)のボーカルがドカンとど真ん中に定位しているのが力強さを感じさせて良い。
・更に切れ目なくつながる3曲目「夢のSpiral」は、ライダーズの名曲「夢が見れる機械がほしい」を意識していそうです。「赤ん坊の 泣き声と この声と 歌と メロディ たいして変わりはしない」というフレーズが流石、というか素晴らしいですっ! 
・まだまだ続いて4曲目。この「KeiichiからKeiichiへ」という曲目は上記の「嫉妬くん/さん」たちにはとうてい認められないんでしょうねえ(^^; 前曲とスムーズにつながっていて、合わせて1曲とも感じます。あえて老人風にしているともとれるジャケット写真も含めこのアルバム、というか最近の鈴木慶一の創作テーマとして「受け継いでいくもの」ということを想定しているんじゃないでしょうか。ミックやキースみたいに「いつまでたっても現役だぜ」ってのももちろんロックンロールですが、過去のロックンロールに恩義を感じている者が未来のロックンロールへ受け取ったものを差し出すのもまたロックンロールかなあ、と思います。伝統とかそんなことでなく、「ロックンロール」への信仰とでも捉えるべきか・・・!? ただそんな宗教臭いのは嫌だよっていうのも、これまたロックンロールだからなあ。
・名曲「スカンピン」のアンサー・ソング「Skanpin Again」も名曲だぜっ! 「スカンピンだ」からのメロディが美しい。それとどっちが弾いてるのかわからないが(船長かな?)ギターの音、フレーズがかなりいいです。抑制の効いた打ち込みとモノラル的なサウンドによく合っていると思います。
・「雨は、今日も、やみそうにない」は、はちみつぱいや『火の玉ボーイ』の雰囲気・・・ということなのだろうけど、それよりもさらにその元ネタ(?)のグレイトフル・デッドぽく聴こえました。カントリーつーかフォークなんだけどサイケ成分が感じられます。次のインストもいいですね。
・これもまた名曲だな、「自動販売機の中のオフィーリア」。船長のボーカルの良い部分がきちんと発揮されているように感じました。あとエレピ、いい音。
・「偽お化け煙突」は、挿入される滅茶苦茶なニュース原稿につきるかな。これって現代詩!? いや、たぶんロックンロール!!
・一発録りの「煙草路地」。曲も演奏ももちろんばっちりですが、嫌煙ブームの今だからこそのカウンターが小気味良いですね、ふざけんな、タスポ!
・エレキがギュワン、ギュワン唸る前曲から一転穏やかな「Love & Hate」に変わるところは、やはりニール・ヤングが思い浮かびます。
・「白い浮標」も船長のボーカルが光ります・・・そうか、今作は何気にメロディが良い曲が多いのだね、だからボーカルが良く聴こえる、と。
・「An Old Chicken Boy」からは、そろそろ航海(=アルバム)もエンディングに。「誰もが恐れる 一文字が」 こんなことを歌ったロックってあるのかな。素直にスゲエと思う。悲しさだけじゃないところがロックだと思う。
・というわけで「Boat of Fools」のおごそかな朗読で無事(?)航海終了。しかし後をひく終わり方ですな、もう1回聴きたくなっちゃう。そして、「all right 船長」でまた燃える、わけです(笑)

長々書きましたけど、これいいです。ホントいいです。5年後や10年後に聴いたら、そんときはどう感じるんだろう?と思える素敵な作品です。長い付き合いになりそうです(^^)

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2008/02/19

改めてプロレスについて考える-(3)

超久しぶりにプロレスのこと書くけど・・・あまりいい話ではない・・・。
大日本プロレスが金村キンタローを無期限出場停止処分に
大日本プロレス公式サイトや選手/関係者ブログ、2ちゃんプロレス板などに、もっと詳しい情報はあるので、詳しく知りたい方はいろいろ巡ってみてください。
で、ぼくの感想は・・・はぁ(ため息)・・・しょうもないなあ、という、とり急ぎ、そんな感じ。
セクハラやパワハラが犯罪かそうであるか以前のこととして、下品かつ卑劣な、人として言語道断の最低の行為であるという認識がぼくにはあるということを前提として書いておくが、
それにしても、どいつもこいつも脇が甘いし人との距離のとり方が迂闊もしくは稚拙過ぎて、呆れる「事件」だなあと思います。

ぼくは「芸人」や「プロレスラー」に対してのリスペクトがあるので、そういう生き方をする人の「ハイリスク/ハイリターン」な部分に関しての許容範囲は、一般的な人よりも広いつもりではありますが、それにしてもハッキリ言えば「金村キンタロー如き」が、一昔前の「ルール無用な芸人風」を吹かせていることには、本人は元より業界全体の問題と責任があると思えてなりません。業界全体のパイや業績がドン底まで下降している危機感が、ホントのホントに業界サイドにあるのでしょうか?
決して良いことではありませんが、業界が潤っていて選手や関係者、ファンがそのことに誇りを持ち「プロレス」が存在している状況ならば、おそらく今回の「事件」の様相もまた違っている筈です。
今の「吹けば飛ぶような」プロレス業界で「セクハラ(強制猥褻)」なんて世間の耳目を集めるような行為をすれば、それがどんな受け止められ方をするのか・・・ホントにわかっているのかな。まあ、わかっていないんでしょうね、だから、こういうことになる。昨年からの一連の「食品偽装」の問題や大相撲の暴行事件、大学体育会系の不祥事などに、なにも学んでいないわけだ。

実はこの1、2年、個人的なプロレス熱は冷めています。創刊以来欠かさず購入していた「週刊プロレス」を買うのも良くて2ヶ月に1度くらいだし、会場へ足を運ぶのも人に誘われて数ヶ月に1度くらいのペースだし、テレビ放送もほとんどノー・チェックという状態(スポーツ紙は購読しているので流石にそこへ載るプロレス/格闘技記事には目を通しているけどね)。
プロレスというジャンルへの関心や愛着は以前と変わらないつもりなのですが、どうにも、今のプロレスに対する積極的な興味が沸いてこないのです。そんなところへの上記「事件」のニュースには、全くぼく自身としても非常にショック。悪い意味での「プロレスラー気取り」をしている人たちが、プロレスをより狭くよりマイナーにより未成熟にマイナス成長させているような気がするというぼくの感覚を、裏付けるかのような「事件」だと感じるからです。

ちょっと、もうさあ、喰えていない人、喰えるみこみのない人、エンターテインメント産業従事者という意識に欠ける「単にプロレスに触っていたい」人、惰性でプロレスを見続けている「他にアイデンティティの置き場が無い」ファン(オレもそうか!?)、とかそういう人たちはこの斜陽業界から足を洗いませんか?
このままだと今回の「事件」と同様の事態が多発して、ないしはもっとエスカレートした形で勃発して、喰えている人たちをも巻き込んで日本から「プロレス」を消滅させることになりかねませんぜ、いやホントに!

大好きなんだけどなあ、プロレス。もうダメなのかなあ、プロレス。かなしいなあ・・・・・・。

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2008/02/11

クレイジーケンバンド@横浜BLITZ 「TMNK SUMMIT Vol.4」

■CKB TMNK SUMMIT Vol.4 at横浜BLITZ 2008/02/10(sun)

Tmnk01
昨年に引き続き今年もクレイジーケンバンド友の会限定ライブに参加しました!
事前にメールで募集していたリクエストは悩んでいるうちにうっかり締切日を過ぎてしまったため、応募できませんでしたが、実演した「リクエスト・ベスト10」に聴きたかった「パパ泣かないで」「Oldies but Goodies」「金龍酒家」が含まれていたので満足です(^^)
(セットリストはCKDB Annexさんで、どうぞ♪)

Gt01
演奏内容が素晴らしかったのは「太陽のモンテカルロ」、「レディー・マスタング」、「シスター・リー」とか。でもやっぱりこの夜は「太陽のモンテカルロ」に尽きる気もしますなあ。実は『グランツーリズモ』収録曲の中ではかなり個人的に馴染みの薄い曲だったりしまして・・・実演でここまで映えるとは思いませんでしたよ!・・・と思ったら過去なんどかライブでも聴いてますね、オレ(^^; まあ、いいや、昨夜が特に良く聴こえたということで!
あと、リクエスト10位だった「ボタンのかけ違い」はなぜかオイラのiPod shuffleで再生される確率が高いんですよね。この日の行きの湘南新宿ライン内でもAC/DCやジョニー・サンダーズ、スイサイダル・テンデンシーズらと共に再生されたばかり。CKも「難しい曲なんだよねえ」とMCで言っておりましたが、たしかに大変そう、でもカッチョいい!! せっかく練習していただいたんですから、春のツアーでも聴けるとうれしいっす。

生オケ・コーナー(観客飛び入りで「T&G」、「葉山ツイスト」を熱唱!!)も楽しかったし、程よい客入りも居心地良くて、ビール買いにいったり、途中で位置を移動したりしながらまったり楽しめました。
来年もよろしくお願いします!!

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2008/02/08

Metal Playlist 20080207

今宵のMetal Playlistは、以前にも書いたように、ぼくにとっては「奇形のロックンロール」だと思えるヘビィ・メタル・ミュージックの王道選曲。
このスティール・ハートの1曲目とかが、ぼくの考えるヘヴィ・メタルを象徴する曲です。
「疾走感」「ハイトーン・シャウト」「ドコドコ・ドラミング」「大見得を切るかのようなギターソロ」「拳を振り上げつつ呼応したくなるキャッチーなコーラス」などなど・・・・・・どれをとってもまさにヘビメタ!!
以前のぼくもそうだったように(^^;、これを「ダサい」といってしまえばそれだけだけど、「何故こうなったのか」を考えつつ聴いていると・・・実に実に興味深かったりするのです・・・もちろん拳は振り上げ気味で(笑)

あとヘビメタ狂いの副作用として、(一般的にはHR/HMに含まれない)ロックンロールや他のジャンルの曲を聴くと、いままでに無かったかのような新しい感じを受けたりします。それはヘビメタに疲れたから他が良く聴こえる(という部分も無きにしもあらず???)というわけではなく、そのジャンルだったりその音楽だったりその楽曲だったりが「何処を(若しくは何を)目指している」のかが、聴き手であるぼくの中でもクリアになっている印象があるような気がするのです。
そういう意味でも「奇形のロックンロール」にどんどん惹かれていく自分が今、ここにいるんだよなあ。


01.Rock'n Roll (I Just Wanna) Steelheart
02.Painkiller Judas Priest
03.Neon Knights Queensrÿche
04.Into The Lungs Of Hell Megadeth
05.The Last Act Of Defiance Exodus
06.War Ensemble Slayer
07.Can't Stop Suicidal Tendencies
08.Hells Bells AC/DC
09.Maximum Heartbreak The Datsuns
10.Rattlesnake Shake Skid Row
11.See The Light Shining Saxon
12.Ace Of Spades Motörhead
13.Seek & Destroy Metallica
14.Fucking Hostile Pantera
15.Blacken The Cursed Sun Lamb Of God
16.Rain Trivium
17.Seize The Day Avenged Sevenfold
18.Dear God Avenged Sevenfold
19.7 Days To The Wolves Nightwish
20.She's Gone Steelheart

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2008/02/05

Metal Playlist 20080204

昨日の雪もすっかり溶けてしまい、明日の朝にはまたいつもの東京になるだろう。
すべるし、交通機関狂うし、排気ガスでドス黒くなるし、そんなに好きではない東京の雪だが、まったく消えてしまうと、やはりちょっと寂しい気もするね。
なので今夜はバラードを聴こう。それもどうせならばベタベタのベッタベタでいこう!
バーボンをストレートでチビチビなめながら、塩辛いロッカ・バラードにはじまって・・・酔っぱらってからはいつものロックンロール大会に・・・というプレイリスト。

Metal Playlist 20080204
01.I Remember You Skid Row
02.Helpless Buckcherry
03.I Love You Duff McKagan
04.Whiskey In The Jar Metallica
05.A Little Each Day Suicidal Tendencies
06.Corruption Exodus
07.Fast And Loose Motörhead
08.Taking Your Chances Saxon
09.You've Got Another Thing Coming Judas Priest
10.C.O.D. AC/DC
11.Sticky Sweet Mötley Crüe
12.What's Eatin' You Airbourne

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2008/02/03

08年01月のヘビィローテーション・ディスク

0801hr

Runnin' Wild Airbourne
ヤッバイです、マジでこれ。
豪州産AC/DC型爆走痛快剛速球ロックンロール!!
毎日聴き狂ってます。泣きそーです。最高です。中毒です。
たまたまぼくのツボだからこんなにフィットするのかと思いきや、なんと、今作のオープニング・トラック「Stand Up For Rock'N'Roll」が、世界最高峰のプロレス団体WWEが開催するビッグ・イベント「ロイヤル・ランブル 2008」の公式テーマ曲に採用されました。
オーストラリアの痛快ロックンロール・バンドAIRBOURNが、WWE〈ロイヤル・ランブル 2008〉の公式テーマ曲に決定!

世界は今、「ロックンロールで立ち上がる」ところなんですよ、お客さん!!
じっと悪いことがアタマの上を通過するのを待っている場合じゃないね。
【My ★★★★★ Tune】
「Stand Up For Rock 'N' Roll」、「Too Much, Too Young, Too Fast」、「Let's Ride」...

音楽の子供はみな歌う サンボマスター
ヤッバイです、マジでこれ。
先行シングル「光のロック」を聴き、なんだかファンシーなジャケ写を見て、このアルバム名を知ったときは、正直「どうなるのかな」と思ってしまい大変申し訳ございませんでした!
聴き込むにつれその凄さにひれ伏すしかない「光のロック」に始まり昨年に発売されていた「I Love You」で終わるこのディスクは、久しぶりにアルバム全体を曲を飛ばすことなく一気聴きすると感動が渦のように巻き起こるタイプの、“本物”のロック名盤でした。
日本のロックに限定すれば、ぼくが思い出したのはオザケンこと小沢健二の94年作「LIFE」!!
どちらにも参加している真城めぐみ(from Hicksville)のコーラスだけが、まあ、直接の類似点ってだけで、音楽性もスタイルもパッと見、まったく違う両者ですが、滋養たっぷりな米国産ロック、ソウル、R&Bを日本人と日本社会におけるリアリティを伴ったリアルタイムの素敵な音楽として提示したという意味で似ていると感じたんですよねえ。まあ、オザケンにもサンボにも、さらにはその両者のファンにも賛同は得られないでしょうが(笑)
でもねえ、例えばスティービー・ワンダーのスペシャルな音楽に触れたときと同様の感動が、なんならリアルタイムであり日本人であるアドバンテージがある分勝っているかもしれない勢いで、「LIFE」から湧き上がった記憶と、今、「音楽の子供はみな歌う」から沸き起こっている瞬間を比べずにはいられないんです!!
まあ、んなオイラの妄想はともかく、聴きましょう、みなさん。先日の「HEY!HEY!HEY!」出演時のトークも演奏も良かったしネ。
【My ★★★★★ Tune】
「光のロック」、「揺れるラブマンのテーマ」、「春なんです」...

Scream Aim Fire Bullet for My Valentine
ヤッバイです、マジでこれ。
ヘビィ・メタル・ミュージックに正々堂々と真っ向勝負で向かう姿勢が頼もしい、超期待の新世代メタル・バンドの2nd。
シングル曲でオープニング・トラックかつタイトル・チューン「Scream Aim Fire」のサビでの「Over the Top! Over the Top!」のシャウトは聴いた瞬間からシビれさせてくれました。
「Hearts Burst Into Fire」、「Forever And Always」といった「アリーナ・ロックのバラード/クールな現代版メタル・バラード」(from Matt Tuck Interview 『BURRN! 2008・2』)の曲は賛否両論あるだろうけれど、個人的には好ましく響きました。ぶっちゃけ、いってしまえば80年代の産業ロック・チックなんですが、そういう曲が新鮮に聴こえるというのには、時代もあるだろうし、今のぼくの個人的嗜好もあるだろうけど、やっぱりこのBFMVというバンド自体が持つスケール感が、自然に魅力的に聴かせているという部分も大きいでしょう。
で、そういうバンドのスケールの大きさに無理矢理感が少なくて、これはもうホントに超ビッグ・バンドに化けるかもしれないな。
【My ★★★★★ Tune】
「Scream Aim Fire」、「Hearts Burst Into Fire」、「Take It Out On Me」...

The Cool Lupe Fiasco
ヤッバイです、マジでこれ。
タイトルどうり全体的にクールな印象。ポップだけど知的なヒップホップ。シリアスだけれどユーモラスな感じもあり、なんちゅーか、あんまり好きな言葉じゃねーけど、「アート」だな、こりゃ。
サンプリングとかの音作りも緻密に感じられ、そのあたりはリリックとも当然リンクしてそうなのだが・・・オイラの貧しい英語能力では何を言っているのかはほとんどわかりません・・・。まあ、言葉がわかんないからこそ、ミステリアスに聴けている部分もあるからいいかもな、などと開き直ってみたり(笑)
【My ★★★★★ Tune】
「Superstar」、「Paris, Tokyo」、「Hip Hop Saved My Life」、「Hello Goodbye」...

PLUG ME IN (COLLECTOR'S EDITION 3DVD SET) AC/DC
ヤッバイです、マジでこれ。
AC/DCのロックンロール伝説を3枚のDVDにパッケージした天下無敵のボックス・セット。収録映像はなんと合計7時間!!
はい、もちろんまだ全部は見られていません(^^;
バーボン・コークを飲りながら、ディスクをとっかえひっかえしながらランダム・アクセスするという、実に幸せな夜を堪能している真っ最中。
ああ、しかし、オイラの永遠のフェイバリット・ロックンロール・バンド、ザ・ローリング・ストーンズとヤング兄弟のライヴ・セッション映像を、自宅で酔っぱらいながら繰り返し見る幸福を、なんてオマエに伝えよう!
AC/DC最高!ストーンズ最高!ロックンロール最高!!
明日の二日酔いなんて、そんなの関係ねえ!!!!
【My ★★★★★ Tune】
「Rock Me Baby(The Rolling Stones with Angus and Malcom young)」、「It's A Long Way To The Top(If You Wanna Rock'n'Roll)」、「You Shook Me All Night Long/T.N.T.」、「Live Wire」、「Hard As Rock」...

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