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2008/04/24

選挙

選挙 監督:想田和弘
ナレーション無し、音楽無し、テロップやエフェクトもほとんど無しのストイックな作りのドキュメンタリー映画。
監督自らが手がけた撮影、編集の妙味が凄い。全カットに仕掛けられた意図を汲み取るのが楽しい力作ですね。
ちなみに監督は
「ドキュメンタリーには作者のメッセージが必要」という固定概念に真っ向から挑戦し、敢えてメッセージ性を封印。映画を観た観客が自由に観察し、感じ、考え、解釈できる「観察映画」を実現した。
なんて言っているそうですが、ハッキリ言ってこのコメントも「フェイク」でしょう。メッセージ性はビンビン感じますもん。
ぼくがこの映画で感じたのは「この国は土人の国」という身も蓋もないメッセージだったりしますが・・・(^^;

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2008/04/07

サンボマスター@野音

■サンボマスター「音楽の子供はみな歌う」ツアー2008 at日比谷野外音楽堂 2008/04/06(sun)

CXドラマ「電車男」主題歌にしてサンボ最大の(唯一の!?)ヒット曲、「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」の途中で「言ってもいいですか?」と断ってから、「チベットに自由を!」と叫んだ山口隆。あんた最高だよ!!
くだらねえ恋愛ドラマと共に消費されるJポップ(だか青春パンクだか・・・ケッ)として終わらせるには余りあるスケールの大きなこの名曲を、“霞ヶ関”でリアルによみがえらせたサンボマスターはパーフェクトに最高、最強!!

他にもMCで、したり顔で「アーティストもCDが売れなくなって大変だね」なんて話しかけてくるバカ(当社比)に山口が誠実に応えようとしたら「そんなこと言ってると誰もCDの再生ボタン押さなくなっちゃうよ」なんて言い放った大バカ野郎(当社比)に向かって「俺の再生ボタンを押せ!」と叫んだ、(というトークをした)山口隆。あんた正し過ぎるよ、やっぱり最高だよ!!

ぼくは「3000人のロックンロール」の1人として、間違いなくロックンロールの囚人をしてきました。ああ、この世にロックンロールがあって良かったなあ。ロックンロールが無い時代に生きていた奴・・・・・・ぶっちゃけ、ザマーミロ。

あと、出囃子がプリンスの大名盤『サイン・オブ・ザ・タイムス』収録の隠れた粋な名曲「スターフィッシュ・アンド・コーヒー」だったのには吃驚こきましたっ。こんなイイ音でマイ・フェイバリット・プリンス・ソングを聴けるなんて! サンボの演奏前でしたが、まずそこで感極まりました(笑)

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2008/04/03

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(2007) 監督:若松孝二

この映画からぼくが感じ取ったことを一言でいうならば、それは、「日本的な在り方だなあ」ということ。
1970年生まれのぼくにとって連合赤軍は歴史でしかない。ただ、その分もしかしたらリアルタイム世代よりも俯瞰して眺められたかもしれないと思う。
この映画の中の若者たちが「目的と手段を取り違え、袋小路へと突き進んでいく」姿は、連合赤軍に特化したことでもなんでもなく、日本の歴史~現在に何度となく見られるものだ。もちろん同様の姿は日本だけでなく世界のあちこちで今も頻繁に見られることでもあるが、ここでぼくが感じた「目的と手段の転換」の様子、その「転換の仕方」が日本的なものなんじゃないか、ということだ。太平洋戦争、オウム、ニ・ニ六事件、ライブドア、耐震偽装、明治維新・・・・・・ここから想起する「日本的な在り方」の類型は枚挙に暇がない。どれもこれも「目的と手段の取り違え」があり、その「転換の仕方」に日本的なものを感じさせる。そしてそれは、家庭や会社、ご近所付き合い、趣味のサークル、スポーツ活動など我々の日常にも、もちろん多く見られるものだ。
克服する必要も無いし克服が出来るとも思わないが、折に触れこの「日本的な在り方」を自覚し可能な範囲で慎重に行動したいとは思う。この「日本的な在り方」の典型が行き着いた悲惨な出来事を描いた作品を見て、ぼくが感じたのはそういうことだ。

なんてとりとめなく書いていて思ったが、やっぱり今でもぼくたちに足りてないのは「勇気」なのかもしれないなあ。

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