2008/11/15

08年10-11月のヘビィローテーション・ディスク

Bi02Black Ice AC/DC
まずはこれだろうね、AC/DC。
今年は1月から「これ系ロック最新型バンド」Airbouneをとにかく聴き倒していたので、良くも悪くも、御大の久しぶりの新譜がどう聴こえるかとも思ってましたが、いやあ、普通に最高でした。直球ロックンロールに小賢しい理屈を持ち込んじゃ野暮ってことか。それでもあえて理屈をこねると、Airbouneに無いものがAC/DCにはあって、今のAC/DCに欠けているものがAirbouneにある、と。理想的な師弟(って訳じゃないけども)ですな。
「ドカドカうるさいロックンロールバンド」はやっぱカッチョいいよなあ。

Jbjb01
Hell James Brown
James Brown's Funky People V.A.
James Brown's Funky People(Part 2) V.A.
先日のCKBライブでのJBメドレーでやられて、ファンク熱がぶり返し中。
JBもいつでも最高。で、ファンキー・ナンバーも熱いけど、「These Foolish Things Remind Me Of You」や「Put It On The Line」(Lyn Collins)といったメロウなやつも、この季節グッときます。
でもやっぱ2008年11月の今、もっともクるのは「Funky President」! JBにももうちょっと長生きして欲しかったなあ(>_<)

Qt02The Renaissance Q-Tip
そんでもって、その「歴史的」な米国大統領選挙と同じ日にリリースされた、待ってましたっ!、なQ-tip新譜。
このタイミングで「ルネッサンス(再生、復興)」というアルバム名とは・・・もうそれだけで鼻の奥にツーンとくるものが・・・。
内容もこだわりまくったサウンドがフレッシュに響く快作で、短めの曲がサクサク進む全12曲というボリュームも、ナイス・バランス。米国黒人音楽のポジティビティを感じられるこのCDを、おそらく今後、何年たっても、今のこの気持ちと共に聴き続けることになりそーだ。もちろん、これで世界が良くなるハズ、なんて楽観は毛ほどもしていないが、例えこの先、ぼくらの世界がどうなろうとも、ぼくは雲行きが怪しい通りで、このCDを聴きながら何度でもこう叫ぶだろう、ルネッサーンス・・・(笑)

Mu02The Mighty Upsetter Lee "Scratch" Perry
エイドリアン・シャーウッドの「押すとこ押して、引くとこ引く」好プロデュースが聴きどころの傑作・・・なんですが、聴いた後の素直な感想としては、サウンドの意匠・・・過去のリー・ペリー作からの引用など・・・の巧みさよりも、リー・ペリー(72歳)の声の存在感が圧倒的で・・・そうだな・・・古いブルーズマンのレコード・・・それこそロバート・ジョンソンとか・・・を聴いてるときみたいな感じがした。レゲエだダブだジャズだソウルだブルーズだなんて関係ねえ、そういう彼方から響いているような音楽、とかそんな感じ。

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2008/09/14

08年07-09月のヘビィローテーション・ディスク

結局また3ヶ月分で更新(笑)

Ckb08
ZERO Crazy Ken Band
CKB OFFICIAL PROMO MIX DJ KENTA
というわけでまずは毎年恒例最高傑作更新中のCKB新譜とプロモーション用に配布されたMIX CD。
『ZERO』に関しては専用エントリーを準備中なんですが、昨年にひき続き一向にまとまる兆しが見えないので、またもお蔵入りかも(笑)
MIX CDはメロウな曲中心に丁寧にMIXされていてなかなか心地良く通勤時などにヘビロテ中。
でもやっぱ、既にCKB中毒のオイラがニヤニヤ聴くだけでなく、本来の目的通りにCKBファン以外の音楽ファンにこそ聴いていただきたい内容だなあという感じも・・・
さりげなくこちらのブログをリンクさせてもらいますんで、興味ある方は・・・♪
⇒ CKB OFFICIAL PROMO MIX/DJ KENTA

Reggae09
am 08:59 Rickie-G
Unknown Language TOK
REGGAE GOLD 2008 Various Artists
Tribute To "VOLCANO"-Henry"Junjo"Lawes Mighty Crown
LIFE STYLE RECORDS COMPILATION VOL.2 produced by Mighty Crown
というわけでレゲエ漬け。
新旧、日ジャマ、ごちゃまぜで聴き倒しまくってます。レゲエいいっす、マジで。
楽曲的には『REGGAE GOLD 2008』収録のボブの遺児コンビによる「The Mission」と、あとRYO the SKYWALKERの“亡き友に捧げる曲”「EVER GREEN」が素晴らし過ぎかと。そういえばどっちもPVカッコいいから貼っておきます。

080903
Lay It Down  Al Green
ベストバウト~16 ROUNDS FEATURING RHYMESTER~ RHYMESTER
Gods of the Earth The Sword
In The Arms Of God Corrosion Of Conformity
Maiden Heaven: A Tribute To Iron Maiden Various Artists
ソウルクエリアンズのクエストラヴ(ドラマー、exザ・ルーツ)、ジェムス・ポイザーがプロデュースした、あの、アル・グリーンの新譜は最高。メロメロにメロウなのにほんのり塩辛く、今の、大人の和みサウンドになってます。
ライムスターの『ベストバウト』は共演曲ばかりを集めた変則ベスト盤、“いい仕事”集。「いのちのねだん」にはヤラレました・・・
The SwordとCorrosion Of Conformityはmixiの「ハードロック・ヘビーメタル総合」コミュで教えてもらいました。どっちもビンゴ! プレイヤー・スキルの高いバンドで演奏・サウンド共に強力。カァァァッコいいーっす(^^)
『Maiden Heaven』は英雑誌「Kerrang!」のおまけCDで、アイアン・メイデンのカヴァー集。
詳しくはこちら ⇒ アイアンメイデンのトリビュートにメタリカ参加

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2008/06/12

08年04-06月のヘビィローテーション・ディスク

というわけでついに3ヶ月まとめてになってしまいましたが・・・ヘビロテ更新しときましょう。
040601
Light from Above Black Tide
全員10代(Voは録音時14才!)のメタルバンド。エクスキューズを必要としない、スカッと爽やかに爆走するヘビメタ・サウンドに心を洗われるかのようです。ロックにおいて若いってのはそれだけで価値がある、とあらためて思ったよ。若くてバカでうるさくって、それでいーのだ。
【My ★★★★★ Tune】
「Shockwave」、「Show Me The Way」、「Hit The Lights」
 ⇒BLACK TIDE / LIGHT FROM ABOVEのレビューfrom:METALGATE BLOG
オイラのとは違ってしっかり書いてあるレビューはこちらで(^^)
Inflikted Cavalera Conspiracy
と書いたそばから、これ聴くと「若けりゃいいってもんじゃないゼ!」てなことも言いたくなったり(笑)
元セパルトゥラのカヴァレラ兄弟が永年の確執を越えて再び手を結んだ・・・という事実が大きいらしいのですが、もちろんにわかメタルファンのぼくにはそのありがたみがわかる訳も無く・・・だたし、試聴一発で購入を決定させてド迫力サウンドは聴けばわかりましたよ!斧をブンブン振りまわすヴァイキングのような重く破壊力抜群のギター&ドラムは、マジで無敵だ。
【My ★★★★★ Tune】
「Inflikted」、「Terrorize」、「Hearts Of Darkness」
The Formation of Damnation Testament
で、いろいろメタルを聴いている限りでは、やっぱり、なんつーか、米産の乾いた感じのものが好みのようです・・・今のところ。
これはアメリカ西海岸スラッシュ・メタルバンドの最新作。やっぱり好みかも。ボーカルが男らしくてカッコいいっす。
【My ★★★★★ Tune】
「The Evil Has Landed」、「Henchman Ride」
040602
HEAVEN SEEDA
前々作『花と雨』が素晴らしかったSEEDAの最新ソロ作。SEEDAで「オッ」と思ったのは、メジャーからのリリースだった前作『街風』の新譜販促インタビューで「やりたいことが全然できなかった」、「やりたくないことをやらされた」など、メジャーの制作環境への不満を堂々と発言してたこと。ブログでの愚痴ならともかくセールス・プロモーションの場でなかなか言えることじゃないよね。もちろんそれを載せたいくつかの媒体もエラいけど。
で、さらに「カッコいいじゃん!」と思ったのは前作から半年もたたずにキチンとこの『HEAVEN』を作ってインディー・リリースしたこと。文句だけなら誰でも言えるけど、ちゃんとそれを実行できるのは、そうはいってもなかなか難しいわけで・・・SEEDAはオトコですな。
もちろんただ出しただけじゃなくって、内容も素晴らしい。
(リリックをまにうければ)売人で逮捕経験もあるSEEDAが、そのことをラップするのは、決して「ハードコア気取り」なわけじゃなく、都市生活者のリアリティの一部を描写したに過ぎないからなんだとぼくは感じます(よくある意見でスンマセンね)。臭いものに蓋をするだけで、世の中が「キレイ」になるんなら、それはそれでいいけどさあ、まあ、んなことないじゃんか絶対に。自分としては普通に過ごしているつもりでも、気付くと外れてたりハミ出てたり浮いていたりうまくいかなかったりして、都市に流れついた多くの人々のためにロックもヒップホップも落語もプロレスも存在するんだと思うよ。
【My ★★★★★ Tune】
「空」、「紙とペンと音と自分」、「Monkey see Monkey do」
Third Potishead
ええっと、何年振りなんだろう。とにかく超久々のポーティスヘッド。この人たちの音楽にぼくが期待する要素はきちんと入っていて、なおかつかつてより幾分、厭世観的なものが薄れ、アグレッシヴに響くのがうれしい気がする2008年。
【My ★★★★★ Tune】
「Plastic」、「Machine Gun」
Ode to the Ghetto Guilty Simpson
まずジャケがいいよね。イイ音が聴こえてきそうだもん。
内容もバッチリ。煤けているけどバラエティに富んでいて飽きさせません。
今は特にメロウ・チューンの「Kinda Live」にメロメロです!
【My ★★★★★ Tune】
「Ode to the Ghetto」、「The Future」、「Kinda Live」

あとは新旧取り混ぜてダダッと羅列・・・
New Amerykah Part One: 4th World War Erykah Badu
Amplified Q-Tip
The 4th Quarter Funky DL
Shine A Light The Rolling Stones
Rock For Light Bad Brains
The Godly Work Of Art Arise
Are You Dead Yet? Children Of Bodom
Attack Dead Child
Ego Trippin' Snoop Dogg
他にもなんかあった気もするが、とりあえずこんな感じで。
来月からはやっぱり1月毎更新を心がけよう(^^;

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2008/03/29

08年02-03月のヘビィローテーション・ディスク

最近はmixiで「60s70sの名盤・名曲を語ろう」というコミュに参加している関係もあって、クラシック・ロック/ジャズの定番名盤を聴くことが多いです。
ちなみにぼくがトピ立てしたアルバムは今のところ、
Beggars Banquet Rolling Stones
3+3 The Isley Brothers
Born To Run Bruce Springsteen
In A Silent Way Miles Davis
The Clash The Clash
Live Rust Neil Young & Crazy Horse
Pet Sounds The Beach Boys
Out To Lunch Eric Dolphy
The Velvet Underground & Nico The Velvet Underground & Nico
の9枚ほど。
昨年のレココレ誌投稿用「あなたが選ぶ洋楽ロック・アルバム・ベスト100 1960~1989」と被ったり被らなかったり、まあ、適当に選んでいます。一応、自分ルールとしてはあらためてキチンと聴いてみて、今のぼくの気分やコンディションに合ったものをチョイスするようにはしていますね。逆に「これ書いてみようかな」と思って聴いたけどピンとこなくてやめた盤も何枚か・・・(^^; あと、当たり前っちゃ当たり前ではありますが「自分の言葉」で「語る」という部分も意識しています。「ジャズ」という単語を使わずにマイルスやドルフィーのアルバムについて書いたり、個人的な経験とオーヴァーラップさせつつ書いたり、とか。やっぱり定番名盤自体の持っているパワーが深いので、あれこれ考えたり書いたりするのは楽しいです。

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2008/02/03

08年01月のヘビィローテーション・ディスク

0801hr

Runnin' Wild Airbourne
ヤッバイです、マジでこれ。
豪州産AC/DC型爆走痛快剛速球ロックンロール!!
毎日聴き狂ってます。泣きそーです。最高です。中毒です。
たまたまぼくのツボだからこんなにフィットするのかと思いきや、なんと、今作のオープニング・トラック「Stand Up For Rock'N'Roll」が、世界最高峰のプロレス団体WWEが開催するビッグ・イベント「ロイヤル・ランブル 2008」の公式テーマ曲に採用されました。
オーストラリアの痛快ロックンロール・バンドAIRBOURNが、WWE〈ロイヤル・ランブル 2008〉の公式テーマ曲に決定!

世界は今、「ロックンロールで立ち上がる」ところなんですよ、お客さん!!
じっと悪いことがアタマの上を通過するのを待っている場合じゃないね。
【My ★★★★★ Tune】
「Stand Up For Rock 'N' Roll」、「Too Much, Too Young, Too Fast」、「Let's Ride」...

音楽の子供はみな歌う サンボマスター
ヤッバイです、マジでこれ。
先行シングル「光のロック」を聴き、なんだかファンシーなジャケ写を見て、このアルバム名を知ったときは、正直「どうなるのかな」と思ってしまい大変申し訳ございませんでした!
聴き込むにつれその凄さにひれ伏すしかない「光のロック」に始まり昨年に発売されていた「I Love You」で終わるこのディスクは、久しぶりにアルバム全体を曲を飛ばすことなく一気聴きすると感動が渦のように巻き起こるタイプの、“本物”のロック名盤でした。
日本のロックに限定すれば、ぼくが思い出したのはオザケンこと小沢健二の94年作「LIFE」!!
どちらにも参加している真城めぐみ(from Hicksville)のコーラスだけが、まあ、直接の類似点ってだけで、音楽性もスタイルもパッと見、まったく違う両者ですが、滋養たっぷりな米国産ロック、ソウル、R&Bを日本人と日本社会におけるリアリティを伴ったリアルタイムの素敵な音楽として提示したという意味で似ていると感じたんですよねえ。まあ、オザケンにもサンボにも、さらにはその両者のファンにも賛同は得られないでしょうが(笑)
でもねえ、例えばスティービー・ワンダーのスペシャルな音楽に触れたときと同様の感動が、なんならリアルタイムであり日本人であるアドバンテージがある分勝っているかもしれない勢いで、「LIFE」から湧き上がった記憶と、今、「音楽の子供はみな歌う」から沸き起こっている瞬間を比べずにはいられないんです!!
まあ、んなオイラの妄想はともかく、聴きましょう、みなさん。先日の「HEY!HEY!HEY!」出演時のトークも演奏も良かったしネ。
【My ★★★★★ Tune】
「光のロック」、「揺れるラブマンのテーマ」、「春なんです」...

Scream Aim Fire Bullet for My Valentine
ヤッバイです、マジでこれ。
ヘビィ・メタル・ミュージックに正々堂々と真っ向勝負で向かう姿勢が頼もしい、超期待の新世代メタル・バンドの2nd。
シングル曲でオープニング・トラックかつタイトル・チューン「Scream Aim Fire」のサビでの「Over the Top! Over the Top!」のシャウトは聴いた瞬間からシビれさせてくれました。
「Hearts Burst Into Fire」、「Forever And Always」といった「アリーナ・ロックのバラード/クールな現代版メタル・バラード」(from Matt Tuck Interview 『BURRN! 2008・2』)の曲は賛否両論あるだろうけれど、個人的には好ましく響きました。ぶっちゃけ、いってしまえば80年代の産業ロック・チックなんですが、そういう曲が新鮮に聴こえるというのには、時代もあるだろうし、今のぼくの個人的嗜好もあるだろうけど、やっぱりこのBFMVというバンド自体が持つスケール感が、自然に魅力的に聴かせているという部分も大きいでしょう。
で、そういうバンドのスケールの大きさに無理矢理感が少なくて、これはもうホントに超ビッグ・バンドに化けるかもしれないな。
【My ★★★★★ Tune】
「Scream Aim Fire」、「Hearts Burst Into Fire」、「Take It Out On Me」...

The Cool Lupe Fiasco
ヤッバイです、マジでこれ。
タイトルどうり全体的にクールな印象。ポップだけど知的なヒップホップ。シリアスだけれどユーモラスな感じもあり、なんちゅーか、あんまり好きな言葉じゃねーけど、「アート」だな、こりゃ。
サンプリングとかの音作りも緻密に感じられ、そのあたりはリリックとも当然リンクしてそうなのだが・・・オイラの貧しい英語能力では何を言っているのかはほとんどわかりません・・・。まあ、言葉がわかんないからこそ、ミステリアスに聴けている部分もあるからいいかもな、などと開き直ってみたり(笑)
【My ★★★★★ Tune】
「Superstar」、「Paris, Tokyo」、「Hip Hop Saved My Life」、「Hello Goodbye」...

PLUG ME IN (COLLECTOR'S EDITION 3DVD SET) AC/DC
ヤッバイです、マジでこれ。
AC/DCのロックンロール伝説を3枚のDVDにパッケージした天下無敵のボックス・セット。収録映像はなんと合計7時間!!
はい、もちろんまだ全部は見られていません(^^;
バーボン・コークを飲りながら、ディスクをとっかえひっかえしながらランダム・アクセスするという、実に幸せな夜を堪能している真っ最中。
ああ、しかし、オイラの永遠のフェイバリット・ロックンロール・バンド、ザ・ローリング・ストーンズとヤング兄弟のライヴ・セッション映像を、自宅で酔っぱらいながら繰り返し見る幸福を、なんてオマエに伝えよう!
AC/DC最高!ストーンズ最高!ロックンロール最高!!
明日の二日酔いなんて、そんなの関係ねえ!!!!
【My ★★★★★ Tune】
「Rock Me Baby(The Rolling Stones with Angus and Malcom young)」、「It's A Long Way To The Top(If You Wanna Rock'n'Roll)」、「You Shook Me All Night Long/T.N.T.」、「Live Wire」、「Hard As Rock」...

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2007/11/20

07年11月のヘビィローテーション・ディスク

0711hr

Dark Passion Play Nightwish
クラシック(オペラ)とメタルのミクスチャー・バンド。ジャズ+ヒップホップやロック+ソウルとかなら迷うことなく大好物だが、まさかこんなスタイルのバンドを気に入ることになるとは想像すらしてませんでしたよ! シンフォニック・オーケストラとのコラボが「お芸術」方向でなく「大衆」的に響くのが、断然好みです。
年明けくらいに前作「ONCE」を聴いてそれがとても良かったんだけど、そのときには既に印象的な女性ボーカル、ターヤが脱退したというニュースを見ていて、なんかバンドに対する気持ちがトーンダウンしてしまいました。
なので、先日、タワレコの店頭でこの新譜を見かけたときも、「あーそういえばボーカルが代わったんだよなあ」と思い出してあまり気乗りしないまま、とりあえず試聴することに。
・・・やっぱ、かっこいいよ、ナイトウィッシュ!!!!
たしかに新女性ボーカル、アネットは前任者と違う個性の持ち主だが、シンフォニックでスケールが大きく、かつ映画やゲーム音楽を思わせるキャッチーさも溢れているナイトウィッシュの音楽にはこういった可憐なアプローチの歌声もよく似合っていると思います。なんならより一層「大衆」感がアップしたようにも感じられたり。民族音楽的なテイストも含むインスト曲「Last Of The Wilds」からドラマティックな「7 Days To The Wolves」につながる、大作映画のクライマックスを彷彿とさせる展開とか、ホント素晴らしいっすねえ(^^)

Avenged Sevenfold Avenged Sevenfold
こちらもHR/HMバンドの新譜。ここにきてまたメタル熱がぶり返し気味に(^^;
いかにもな感じでアグレッシヴな1、2曲目もかっちょいいのですが、一口にヘビメタとは括れない個性の曲も収録されていたりいて、ガンズ&ローゼスがよくひきあいに出されているのにも納得なロックンロール・バンドですな。
なかでも男気が漂うアコースティックなロッカバラード「Dear God」には痺れました。つーか、ロッカバラードなんて単語を思い出すのはかなり久しぶりだ(^^; 古臭いってこと? いやいや、スタンダードっちゅうことです!!

Lost & Found: Rockabilly & Jump Blues Keb Darge, Cut Chemist
えっと、こいつはDJのカット・ケミストとケブ・ダージによるコンピレーションCD。ただし内容はブレイクビーツでもヒップホップでもレアグルーヴでもファンクでもソウルでもラテンでもなく、帯から引用すれば「埃にまみれた最上級のヴィンテージ・ロカビリー」っていうんだからなんだか吃驚。
こっち系はちっとも明るくないのでここに収められた曲も演奏者もよく知らないものが大半なのだが(チャック・ベリーとリンク・レイくらいだなあ)、ミスドでかかってるオールディーズとは一線を画す“ヤバさ”は確かに感じられる。
今年はTwo Lone SwordsmenとかShop Boyzとか、なぜかAny Old Rock&Roll(ジーン・ビンセント、チャック・ベリー、リトル・リチャード&バディ・ホリー・・・ね♪)系のヤバさとイナセさを想起させる新譜をよく聴いていたので、それらとぴったり繋がっている気がして不思議。時代は今、ロックンロールなのでしょうか。勿論、それなら大歓迎!!

Born Too Loose Johnny Thunders
というわけで、いつでも心底かっこいいロックンローラーといえば、ジョニサンでしょう。「You Can't Put Your Arms Around A Memory」を聴いて涙腺が緩まなくなったら、もうオレは生きていく価値が無い・・・・・・なんてね(^^;

花と雨 SEEDA
新譜販促用のインタビューをいくつか目にした上で、ぼくが買ったのは昨年リリースのこれ。和製ヒップホップの熱心なリスナーではないぼくがシーンを云々することは出来ないし、SEEDAというMCのプロフィールもよく知らないからなんかいう資格もあまり無いと思う。
でも・・・「初めて外からネオンを見た時 この街の弱さに気付いた時」とはじまる「DAYDREAMING」から「1980練馬に生まれひばりヶ丘団地記憶の先へ」というフレーズが1980年に練馬区の小学校に通っていた小学生だったぼくに感慨深く突き刺さる「LIVE and LEARN」へとつながり、肉親の死という誰にでも起こり得ることだけど誰とも共有できないことを真摯に誠実にラップした「花と雨」に結実する一連の流れには・・・なんといったらいいかわかんないけど、ヤラれたよ。
最後にさよならは 言えないさ」・・・ホントにそうだな、その通りだな・・・。
もしヒップホップが「自分ではどうしようもない哀しさ」を表現できるメディアだとしたら、東も西も北も南も青も赤も黒も白も黄も、そんなん関係なく、21世紀のブルース・フォームなんだと言えませんか・・・言えませんか?・・・まあ、いいや・・・それこそ、そんなん関係ねえ!

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2007/10/16

07年09-10月のヘビィローテーション・ディスク

9月分を掲載しないまま10月中旬になってしまったので、今回も2ヶ月分で。

Wrong
Wrong Meeting Two Lone Swordsmen
漆黒のロックンロール。衝撃の前作と同路線での新譜が登場。ロック、ロカビリーとエレクトロニカのヤバい部分を濃縮還元したビートがたまらなくダーティで煤けてて、カッコいいですねえ。ある意味、実(楽曲や演奏の質)より、スタイリッシュな構築美を優先させたつくりなのは否めないですけど、その潔さがまたロッキンでカッコいいじゃん、と思うのは贔屓目!?
あと、bounce.comのANDREW WEATHERALL特集 がかなり充実していていい感じです。

Makoto
キングスネーク・ハイウェイ 鮎川誠 Early Works 1975-1979 サンハウス、シーナ&ロケッツ
LONDON SESSION 鮎川誠
“ギターヒーロー”と呼ぶにはあまりもクールかつスタイリュッシュな鮎川誠。だがもちろん日本が誇るロックギターマスターの1人であります!
楽曲を支える堅実な部分と「ああ、オレ今ロック聴いてんだよなあ」と思わせてくれるアクの部分が1曲の中に共存していてギターロックならではの快感が味わえるのがイイ。
いやあ、まあ、つまり、あの・・・カッコいいのです!!


Hiphopnew
Eardrum talib kweli
Ultimate Victory Chamillionaire
カニエ・ウェストやコモン、50セントの新譜は未聴。ヒップホップの注目新譜は出るときにまとめてゴソッと出るので聴くのが(買うのが)大変。それに収録曲も多いしねえ。UGKなんか2枚組だったし。
というわけで今よく聴いているメインストリーム系(?)ヒップホップ・アルバムはこの2枚。ジャケットからも感じられるように、どちらもハードボイルド・タッチ、ちゅーか、イケイケというよりダンディな雰囲気で気に入っております。ただそれにしても、どちらも収録曲多いんだよなあ(^^;

0709
Particle (moments) Precise Hero
THE BEST OF FB FIRE BALL
Back to Black Amy Winehouse
Luvanmusiq Musiq soulchild
ARTISAN 山下達郎
あと思いつく範囲では、こんな感じかな。
山下達郎の『ARTISAN』は、先日、出張帰りのナイトフライトで羽田上空に差しかかったとき、ふいに「TOKYO’S A LONELY TOWN」が脳内再生されたので選びました。

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2007/08/23

07年08月のヘビィローテーション・ディスク

Souldempa
SOUL電波 クレイジーケンバンド
またしても最高傑作更新のCKB新譜。真夏の爽快さと肌にまとわりつく湿度、そしてふと吹き抜けるサマーブリーズまで、夏を完璧にパッケージした1枚。「PLAYBOY革命」「タオル」「ヒルトップ・モーテル」「路面電車」「SUMMER TIME」「東京から来た女」・・・・・・フェイバリット・トラックを挙げてったらキリがない。このCDだけを取り上げたエントリーも書きたいけれど、いっつも書きかけで聴くのに夢中になってしまう(>_<)
まあ、いいや。そんでもって現在のお気に入りトップは「Hemi Hemi Dodge Cruising」。こういうのやらせたらホントにたまんないね、CKBは。あともちろん「LADY MUSTANG」も最高に最強!!

200708
Planet Earth Prince
なんてったって先行シングル曲「ギター」ですな。このベタベタ感がうれし恥かし(^^)
他に、爽やかな「All The Midnights In The World」や「Revelation」なんかも愛聴しています。
そういえばiTunesがあるから、そんなに困っていないけど、ぼくが購入したEU盤にはタイトルも曲名も書いてありません…なんか、そういうのもプリンスらしいなあって思う(^^;

Build A Nation Bad Brains
ビースティーズ(そういえばまだ新譜聴いてないな)のアダムがプロデュースした復活作(?)
スピリチュアルなコーラスからヘビィにロックするファースト・トラック「Give Thanks And Praises」、正統派ルーツ・レゲエ「Until Kingdom Comes」など骨格のしっかりとした演奏が心地良い。

Underground Kings UGK
ピンプ・Cとバン・BのUGKニュー・アルバム。2枚組みの大作なので、まだ聴き込み充分とはいきませんが…かなり素晴らしい内容です。どこから聴いても一定のクォリティを保っているというか、トラックの粒が揃っている感じ。さあ、これからガンガン聴くぞ!
ちなみに今は「Trill Niggas Don't Die」なんかがお気に入り。

Yesterdays Universe Madlib
1曲目はなんとマイルス「ビッチズ・ブリュー」のカバー!
ダークでいなたくていい出来です。他の曲もバリエーションに富んでいるような、統一感があるような、なんともつかみどころが無いくせに実に和む、という、マッドリブならではの良作。

very special !! サンボマスター
ベリー・スペシャルですよ!サンボマスターですよ!
両国の券、買いました。初生サンボ期待しまくりですよ!!

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2007/07/15

07年06-07月のヘビィローテーション・ディスク

あの3月より、あの4月より、あの5月よりタイトでヘビーな6月、そして7月がくるとは全く予想してなかったよ!
なのでヘビロテ・ディスクはまとめてご紹介。

001
僕と君の全てをロックンロールと呼べ サンボマスター
サンボマスターは君に語りかける サンボマスター
新しき日本語ロックの道と光 サンボマスター
今の、この、こんな日本でサンボマスターがこれだけやるのならば、オイラだってもっともっとやるだけだ、と。

「QJ Vol.62」のサンボマスター山口隆と山下達郎の対談での、山下の発言「僕が今使っているロックン・ロールと、あなたが今使っているロックン・ロールは、ほぼ同義なのね」を読んだとき、涙が出てきました。ロックンロールという言葉に込めた、込めてみた、込めてしまうことにした、沢山の思いが目に見える気がしたね。

002
TREASURES 山下達郎

やっぱり「蒼茫」はちょっと凄すぎる大名曲だね。

003
First Landing The Dynamics
Duke Elegant Dr. John
Double Up R. Kelly
Get Money, Stay True Paul Wall
Rockstar Mentality Shop Boyz
Gutterfly Lifesavas

あとは、こんな感じか。全部すごいよ。まだまだ聴き込み足りないけどね。特にすすめるならば、SHOP BOYZかなあ。ビースティーズ好きには、ビースティーズ新譜よりいいかも!?

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2007/06/05

07年05月のヘビィローテーション・ディスク

うーむ。やっぱり予想通り今月(先月)も、仕事に忙殺されてしまった。部屋に帰って缶ビールを1本飲むか飲まないかのうちに気絶するように布団に倒れこみ、気が付けば出かける時間・・・という毎日でした。
こんな日々を支えていたのは、やっぱり野球と音楽。
通勤電車の中で、不振のチームで一人奮闘する首位打者、青木宣親や楽天イーグルスの以外(?)な躍進やようやく火が付いてきた森本稀哲なんかの活躍をスポーツ新聞で確認しつつ、iPodから流れてくるロックンロールに耳を傾けるのが唯一のリラックス・タイム。
そんな、なんだかなあ、な36才の5月に聴いて、よく効いたヘビロテ・ディスクで御座います!

0705hr

爆発!ナナハン小僧 ザ・マックショウ
まず今月はコレでしょう。
地元の中古盤屋でかかってました。最初はやっぱり「お、キャロル!?」と思ったんだけど、ちょっと違う。それに音の質感が90年代以降のものだったので、アタマの中は「???」。
聴きながらロックやヒップホップ、ジャズなどのCD、レコードをいつものようにサクサクしてたが、次第に「次はどんな曲だろう」と、手元によりも耳に意識が集中。5曲くらい聴いたところで、ついにギブアップ。店員の兄ちゃんに「このかかってるCDは何ですか?」と訊いたところで、見せられたのがこのジャケット。
音のイメージ通り過ぎて思わず微笑み、「それください」と言ったのはよかったが、返ってきた言葉は「いや、これ、私物なので・・・」
ということなら引き下がらずをえない。ジャケットに書いてあるバンド名らしき単語「ザ・マックショウ」を忘れないようにボソボソ呟きながら店を出た。
そしてほどなくして、仕事の合間に抜け出して、タワレコで購入。
こんなに、どうしても欲しくて、買いに走ったディスクは久しぶりですよ!
いやあ、もう、ホントに最高。
元ネタのキャロルから更にその元ネタのハンブルグ時代のビートルズまで、思わず突き抜けてしまった…ような、21世紀にあるべき正しいロックンロール・バンドです!!

Another Side Of Bob Dylan Bob Dylan
時系列なんか関係ない後追い派としては、「オール・アイ・リアリー・ウォント」や「悲しきベイブ」、「マイ・バック・ペイジズ」などの名曲のアンプラグド・バージョンとして聴いたりかなんかしちゃっています。

The Basement Tapes Bob Dylan & The Band
ロックンロールだなあ、と思う。昨年の「モダン・タイムス」にも繋がっているんだなあ、と感じる。やっぱりディランがロック、なんだもんな。

We Want Miles Miles Davis
ウチの会社の新人くんがマイルスが好きだっていうから、「んじゃ、何が一番好きなんだ?」といったら、これを挙げやがった。その昔聴いて今は手放していたこのCDを帰りにタワレコで買いました。マイルスがいつにもましてスーパースター然としている印象は昔聴いたときと変わらず。オレにとってコレは一番じゃないけど、でも、かなりいいね、コレも。

I Love You サンボマスター
いつかは聴くことになるんだろうなあ、とボンヤリ思っていたサンボマスターでしたが、ついにその日が来た、って感じ。そして思っていた以上にしっくり来ました。「I Love You」てな陳腐(になってしまった)な言葉に、生の感情を宿らせようと腐心する過程そのものが、ロックンロールらしくて、愛おしい曲ですな。ラブソングでもあり、メッセージソングでもあり、優れたドキュメンタリー作品でもあるという傑作シングル。カップリングのインスト曲もいい感じ(^^)

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2007/05/05

07年04月のヘビィローテーション・ディスク

今月も先月に引き続き、仕事が忙しいのと野球が楽しいのとで、音楽あまり聴けていません・・・って、10月まではずっとこんな書き出しになるのだろうか(笑)

とはいえ、「ノー・ミュジック、ノー・ライフ」(by タワレコ)なオイラですから、まったく聴いてないことはないんですよ、やっぱり。
どうやら、年末年始から勢いづいていたHR/HMブームも一段落したみたいで(別に嫌いになったわけでもないけどね)、今度は、そうだな、第何次めかのディラン・ブームになりそうかな。
やっぱり曲はイイし、サウンドはかっこいいし、それになんつーか、ググッと持ってかれる感じがたまんねえのです。

0704

Dylanesque Bryan Ferry
というわけでまずはこれから。ブライアン・フェリーによるディラン・ソングのカバー集。実はブライアン・フェリーって人には殆ど興味が無かったんですけど、マイ・フェイバリットの一つである「Make You Feel My Love」を演っているとくれば、これはもう聴かずにはいられません!
で、いやあ、いい出来ですよ、このディスク。件の曲の上質なAOR的スムーズさもさることながら、全体的にカチッとロックしてて、ディラン本人はまあ、ああいう人ですから(笑)、ディラン・ソングのまた別の角度の楽しみ方っていうんですかね、そんな魅力がつまっています。夜中のドライブ時にとかハマり過ぎなくらいにハマるんだろうなあと思う。まー、オイラは車も免許も無いけどね(^^;

ザ・クロマニヨンズ ザ・クロマニヨンズ
なぜハイロウズが活動休止なのか、なぜまた甲本ヒロトと真島昌利で新バンドなのか、という疑問は、シークレット・トラックの「バットマンのテーマ」を聴いて、個人的には氷解しました。やっぱロッケンロールはソリッドでタイトなのがかっちょいいんだもんなあ。

akasatana TWIGY
邦人ラッパー、ツイギーとプレフューズ73のコラボは、ひねりにひねりを加えたら、表の裏の裏は表、みたいな不思議なストレートさに。

RoadKillOvercoat Busdriver
↑とも通じる米西海岸“アングラ”ラッパーの新譜。
スタイルとしてでなく、自然な表現欲求の発露・・・と感じられる/感じさせようとしている(?)、独特のラップ(うた含む)が魅力、か。

疾風迅雷~命BOM-BA-YE~ DJ OZMA
このネタは反則だよなあ。「ファイッ!」って聞こえた瞬間に、否応なく身体が反応してしまいますって!!
出勤時に、アホの子のようにリピートしまくり(もしかしたらヨダレも垂れてるかも・・・)。

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2007/03/25

07年03月のヘビィローテーション・ディスク

今月はホントにチョー忙しいのと、昨年から火がついた野球熱が個人的な初球春を迎えてさらに炎上したりもしていて(^^;、実はあんまり音楽聴けていないです。

ですが、まあ、そんな中でも印象に残ったディスクを書いときます。・・・今、この更新頻度が激減のブログで唯一続いている連載記事を止めたくも無いしね。

Hr0703
Hit Me! - A Tribute To J.B.
blues & soul records 第74号の「特集 JBは死なない! 追悼ジェイムズ・ブラウン」に連動した付録CD。JBファンクをキーワードに様々な角度から集められた収録曲が楽しい、嬉しい好企画。JBの偉大さも勿論伝わるが、それ以上に胸が弾むし心が踊り腰がうずく。
スペイン(!)のファンク・バンド、ザ・スウィート・ヴァンダルズによる「パパズ・ガット・ア・ブランド・ニュー・バッグ」のカバーが強力にカッコいいっ!
Reality For The People オーサカ=モノレール
で、↑のCDにも楽曲が収録されている和製JBファンク・バンド。
「ミュージック・マガジン 1月号」に掲載されているリーダー=中田亮インタビューの「即席のくだらない“個性”みたいなものは要らない」とか「日本的なオリジナリティーを出そうと思ったらダメなんです。(中略)知ら~ん間に出てくるものなんですよ、きっとね。だからオリジナリティーは死ぬまで考えなくていいと思うんです。単に勉強勉強勉強でいいんやないかと」という潔い発言に惹かれました。
実際にそういうストイックな姿勢が音にも反映されていて、“本気”のファンクになっていると思います。
人を楽しませて踊らせるには、ホントに本気で死ぬ気で真剣にやらなきゃね、と、JBが残したメッセージにはそういうことも含まれているんですよ、きっと。
Trenta The Eddie Roberts Quintet
なぜか今月はPヴァインものが続くなあ(笑)
これもファンクな要素も有りのジャズ・ギタリストのアルバム。
かっこいいけど、ちょいとスカし過ぎかも、なモッド・ジャケットに一瞬ひるむが、10曲目の超絶美メロ曲「Basta Na Jurnata E Sole」には一撃でノックアウトされました。小洒落具合と本気度とが絶妙な加減でブレンドされていて、ぼくにとっては丁度良い味と香り。これ好きだなあ。
Om Hip Hop, Vol. 1 V.A.
サンフランシスコのレーベル、OM Recordsが05年に設立したヒップホップ部門、OM Hip-HopのサンプラーCD。
とにかく安いので、客演しているエリカ・バドゥやラヒーム・ディボーン目当てで買っても後悔しません。
参加アーティスト個々にコメントできるほどの知識は無いのですが、全体の印象としてはヒップホップの中でも“音楽度”が高めな気がします。そういう意味では普段ヒップホップをメインで聴かないリスナーにも薦められる内容ともいえるかも。
オールディーズ・テイストが楽しい(でも元ネタわからん^^;)Zeph and Azeemの「Play the Drum」とかメロウかつスムースな都会派A.O.HipHop(!)なRaashan Ahmad of Crown City Rockersの「Happy」辺りが特に気に入っています!
Modern Times Bob Dylan
昨年10月のヘビロテ、2006年のBest Discにも選んだけれど、やっぱり改めて、これ、すごい名盤だなあと感じています。
最初に好きになったのが「Workingman's Blues #2」で、次によく聴いたのが「Rollin' and Tumblin'」。「Someday Baby」とか「Thunder On The Mountain」もいいなと思う。そして今きているのが「Beyond The Horizon」。
とにかく曲が良くて、ディランのうたも活き活きとしていて、派手さはないけどツボツボにピタっとくる演奏が素晴らしくて、飽きのこないCDなんですよねえ。もしかしたらディランのアルバムの中で、これが一番好きになってしまうかもしれません!?

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2007/02/21

07年02月のヘビィローテーション・ディスク

Hr200702


Star Time James Brown
Bmr343_02
今月号bmr誌、入魂のJB追悼特集にあてられて、すっかりJB狂いの毎日。
高校生のころからベスト盤CD(をダビングしたカセットテープ)はたっぷり聴いていたし、
このボックスも発売から間もない時期に購入して、繰り返し聴いてはいたのですが、どうやら大事なポイントをいくつも聴きのがしていたらしく、
Jb
この特集やJB自伝を読んでから改めて聴けば、今更ながら耳からウロコが落ちまくりで、猛反省中。
しっかし、力強い音楽です。パワーが漲ります。

メイド イン ジャパン THE BEST OF RHYMESTER Rhymester
近頃、立川談笑独演会でもお見かけして、一方的に親近感が沸き好感度アップ中のライムスターのベスト盤がタイミングよくリリースされましたよ!
アホかっこいい、ダサかっこいい、キモかっこいい・・・つまりまったくもってかっこいい楽曲がババババーンと詰まっております。伝統へのこだわりと瞬間瞬間での自身の表現欲求に忠実なところを合わせもっている辺りは、談笑師匠とも共通点あるかも・・・んと、まあ、この辺はもう少し慎重に考えよう(^^)

DEAD ROCK ギターウルフ
新ベース加入後の1発目。ZAKによる「何も変わっていない」のに「今までより更に良く聴こえる」エンジニアリングが素敵。
DVDも必見。メイキングにも和みます。
それもこれも、完璧なコンセプトを誇るギターウルフならでは、だからなんですよね。

The Crusade Trivium
メタル熱もまだまだ続行中。トリヴィアムはまだ全員20代なのに(ま、歳は関係ないっちゃないかもしれないが)、なぜか完璧にヘヴィメタルしています!
「Anthem (We Are The Fire)」がとにかく熱い。

Heavy Metal Funkason Michael Hampton
JBとヘビメタをリピートしまくっていた今月のヘビロテのトリにふさわし過ぎるタイトルのCD(笑)
ファンカデリック~Pファンクのギタリスト、マイケル・ハンプトンのソロ作です。
ギュンギュンとメタルしているギターとタイトなリズム・セクションが非常にかっこいいのですが、これってメタル・ファンにもファンク・ファンにも、辛い内容なんだろうなあ、ということはなんとなくわかります(笑)

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2007/01/20

07年01月のヘビィローテーション・ディスク

というわけで、今月はHR/HM三昧。

Hr0701

St. Anger Metallica
ヘビメタ学習強化月間なので何気なく見てみたドキュメンタリー映画『メタリカ 真実の瞬間』が、とにかくすっごい良かった。一言でいえば「男の仕事」の映画だ。
なのでその仕事の結果となるこの作品も同じテンションで非常に興味深く聴けた。(このアルバムのメイキングが主なシーンなのです)
この際、メタル云々とは関係なくレアなロックンロール・アルバムとしてカッコいいサウンドだと思います。ズシンズシンと響く感じが堪らない!!

Blood Mountain Mastodon
バンド名がいいよね、マストドン。威勢がイイような間抜けなような・・・マストドン。口に出すとなんだか楽しいぞ、マストドン。
サウンドはギターとベースとドラムが唸りを上げボーカルが唸るという、まさにメタルそのもの。ただしトラックのアタマやケツの処理だとかミックスだとかに現代っぽいアクセントがつけられていたりして、聴きやすいというか馴染みやすい。オイラのメタル再入門にはうってつけだった1枚。
小気味いいドラミングからスタートする快速ナンバー「The Wolf Is Loose」や目まぐるしい曲調の変化を支えるキャッチーなギターリフに惹かれる「Bladecatcher」、歌心あふれるドラムとサビメロが印象的な「Hand Of Stone」などが今んとこのお気に入り。

Julie2_2
Bombshell Hydrogyn
もちろんジャケ買いですよ(笑)
で、カバーだけがセクシーねーちゃんでバンドは男のみ、なのかと思ったら、ボーカルがこのセクシーねーちゃんでした。中身もタイトなハードロックでなかなかカッチョいいです。でも、やっぱり魅力はここか・・・ついでだから、こんな画像も貼っちゃおう(^^;

Christ Illusion Slayer
「Catalyst」という曲がかなり好き。硬派なんだけど、どこか親しみやすさもあるんだよなあ、と感じた。もちろんスレイヤー初体験(笑)
(厳密にはその昔『Less Than Zero』という映画のサントラで聴いているけどネ。ちなみにそのサントラはこういったメタルもヒップホップもロイ・オービソンも(!)ごちゃ混ぜで入っていて、ある意味ぼくのリスナー経験上のマスターピースともいえるかも!?)

Iron Maiden Iron Maiden
きっちり20年ぶりのアイアン・メイデン。いや、まあ、やっぱりもともとキラいじゃないんですよね、こういう音。カッチリしてはいるけど、グルーヴも感じられるし。
疾走感が超気持ちいい「Prowler」、うねるベースといかついリズム・アンサンブルの「Running Free」、ドラマチックなインスト「Transylvania」など、名曲揃いの定番名盤。

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2006/12/14

06年12月のヘビィローテーション・ディスク

06年12月のヘビィローテーション・ディスク

今年最後のヘビロテ更新。年間ベストとどちらを先にしようか迷ったんですが、そっちはそっちで悩み中なので、サクっとこっちからいっときましょう。それにしてもクリスマス・シーズンを目掛けた米ヒップホップ界の重要新譜が出まくりで、耳も財布も追いつかねえっての。リアルタイムでチャートに上がる音楽なんてここんとこ全く聞いてなかったから、新鮮なような、迷惑なような(^^;

12hr

Doctor's Advocate The Game
よくいう2作目、2年目のジンクスをガツンと跳ね除けた傑作。もうすでにヒップホップ・ゲームの中心プレイヤーたるオーラがプンプン出まくりで、期待はしていたものの、こんなスーパーヘビー級アルバムになるとは、ねえ。
まずは先行シングルの「It's Okay(One Blood)」がすげえイイ。こんなに硬派な、レゲエとの合体曲を聞かされると、血圧上がります(^^;
でもって、他の収録曲も基本はゲームのドスの効いたラップを活かした重量感溢れるググッと重心の下がったトラックが中心で、なんつーか、背筋がシャンとするっていうか、リラックスの反対の反対ーっ、てな感じ。メタリックかつタフなこういう音楽を、ホントにぼくは好きですよ!

Tha Blue Carpet Treatment Snoop Dogg
怒涛の年末ヒップホップ重要新譜リリース・ラッシュの2枚目。もうこれ以上はつき合いきれないっすよ。例えJay-Zの新譜の全曲ミックスをドクター・ドレが手がけていようとも・・・(むむむ、気になるが)・・・(^^;
今年はドッグ・パウンドのリユニオン作を、思いがけず、気に入ってしまった関係上(?)、スヌープの新作といったら素通りするわけにはいかないのです。で、これ、いいですねえ(^^)
↑のゲームの新作に、足りなかった(必要なかったというべきか)成分がこっちにはたっぷりで、個人的には「ウェッサイ・ダブル・アルバム」みたいな感じで、楽しんでおります。強面とド・メロウが分かち難く共存しているのが、米西海岸ラップの特徴ですからね。・・・なんつって、知ったかぶっておりますが、実はごくごく最近まで、西海岸ものは、「聞かず嫌い」気味だったんですよね~。別に理由はあるような、ないようなだったんですけれど、ただただちゃんと聞いたことがなかった、と、それだけのことなんです・・・今ではすっかり、「ウェッサイ、いいじゃん」てな日和見ヤロウになってしまいました。だって、気持ちいいんだもん!

B★B★B ズボンズ
2月ヘビロテで、リーダーのドン・マツオ・ソロ作(年間ベスト候補!)をピックアップしましたが、早くも年内にバンドとしての新譜が届きました。
うん、やっぱ、バンドは勢いがあっていいですね。ままならないことばかりで苛立つことの多い30代の銃後を支えるのがソロ作だとしたら、「うっしゃあ」と腹を括って進軍する際に後押ししてくれるのはこっち、ってなとこかな。
ストーンズの昨年作タイトルを模した「A Bigger bomb」とか匂う曲名の「Stinky Boogie」とか、タイトルでも曲調でもニヤッとさせてくれるのがうれしい。

Yours To Keep Albert Hammond,Jr.
ストロークスのメンバーのソロ作。ストロークスは1stが結構好きで、実はその後は全くチェックしていないのですが(だってジャケがダサいんだもん)、フラフラッとこれは買ってしまいました。
で、いいじゃん、これ。可も不可もなく、ただただロックなだけの内容だけど、こういうのも好きだ。

Perfumed Garden The Best Of Rah Band Rah Band
「セレクト合戦」でけん太さんが選曲していた「Sorry Dosen't Make It Anymore」を聞いて、ビビビビッと、電流が走り、慌てて買ってきました。それはもう、メロウな胸キュン系ポップス名曲!!
・・・で、ワクワクしながら購入したCDを再生したら、あれ、聞いたことあるぞ、ってか、多分この1曲目が入ってるCDは持ってたよ、しかもかなり気に入ってたし・・・ああ、でももう手放してるかな・・・そっか、もともとオイラはこのバンド好きだったんじゃん、と、かなりマヌケな追体験をするハメに・・・(^^;
いやでも、「Sorry Dosen't Make It Anymore」は確かに未聴だったし、改めてこうしてCDを手に入れることができたので、結果オーライなんですけどね(^^)
ま、こういうことも、また楽し。

さあ、後は年間ベストだ。どうしよっかなあ・・・。

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2006/11/18

06年11月のヘビィローテーション・ディスク

そろそろ年間ベスト10の季節でもありますねえ。なんつうか、やっぱり今年もいろんな音楽に助けられた一年だったなあ、と、ガラにもねえですけど、そう思います。お気楽がモットーのおいらでも、渡る世間はヤなことばかりで気が滅入ること多いもんですから(>_<)

Hr11
Paula DeAnda Paula DeAnda
16才、現役女子高生ラティーナ・シンガーのデビュー盤。昨年、ぼくの胸に直撃したナタリーの新譜も聞いたけど・・・こちらの方が気に入ってます。って、「やっぱオンナは若い方がいいなあ」なんて無駄口叩いてるロリ入りオヤジみてえだ(^^;
P02_1
ちなみに日本盤ジャケはこんな感じ
いいねえ(馬鹿)
というわけで、同好の士よ、ワナビーなネエちゃん(は、こんなとこ見てないでしょうけど)たちよ、買え。
いいですよお(^^)


ムーン・オーヴァー・ザ・ローズバッド ムーンライダーズ
今更、傑作、名作てのもないだろうなあ、と思いつつ発売日に購入したぼくは、意外と正しいライダーズ・ファンかも(笑)
で、やっぱり傑作、名作ではないのだけれど、素晴らしい内容のニュー・アルバムが聞けたから、ぼくは満足です!
オトナな哀愁ややるせなさ、はかなさももちろんイイのだけれど、こうして「怒り」もなけりゃ、ライダーズじゃないです、ロックじゃないです。(つまり今作はロックです!!)
でも、先行シングルの「ゆうがたフレンド」は、オリジナル・バージョンで入れて欲しかった。
おれ、山手線の中で聞いて、涙を隠すのに苦労したほどの、名曲だからなあ。

The Audience's Listening Cut Chemist
彼がいたジュラシック5を聞いていないので、比べてどうだとはいえないのだけれど、これは、優れてエンターテインメントなヒップホップだ、と思いました。ポップ・・・といっていいだろうね。もうね、個人的にはこういう音楽に、特別なジャンル名を与えて消費することには、飽きました。2006年の、普通のポップ・ミュージックでしょ、これは。それでいいじゃない。

The Mouse and the Mask Danger Doom
という意味でこれも楽しい普通のポップ・ミュージックです。なーんも、問題ないですよ。

Becoming a Cliche Adrian Maxwell Sherwood
なので、これだって、もちろんポップ・ミュージック。今どき、これが「刺激的」だったりする人って、どんな世の中に生きてる人なの?
いや、それはエイドリアンの音楽を貶めているわけではなくって、ガンガンに感覚を共有できるからこそ、起きる疑問なわけで。

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2006/10/23

06年10月のヘビィローテーション・ディスク

Galaxy当然、今月もっともきいたCDはクレイジーケンバンドの『GALAXY』だけれど、
ここにそれを書いてもつまらないので、CKB以外で比較的よくきいたCDを5枚ということで。


Hr10
Summer Johnny Five
いきなり季節外れタイトルだし(笑)
以前にも書いたように「夏(summer)」入りの曲名に弱いぼくに直撃のタイトルと煤けたアナログ・ジャケを模したアートワークに一発でやられて、即購入。
そんな経緯で手にしただけに、たいして期待もせずにきいた内容は・・・大正解。メロウでジャジーなヒップホップで綴る「オール・サマー・ロング」(もしくは「サマータイム・ブルース」)・・・こりゃあ、いい。もう4ヶ月前に発見していればなあ、という思いもあるにはあるが、すぐに古びちゃう感じでもないので、来年の初夏を楽しみに待つことにしよう。でも結局、秋も冬もきいてしまうことにはなりそうなお気に入り盤。

So So Gangsta Daz
メンバーとして参加しているドッグ・パウンドのリユニオン作、共同プロデューサーだったヤング・ゴッティ(クラプト)のソロ作に続いて、今度は自身のソロ・アルバムが届いたダズ(・デリンジャー)。
「おおっ、すげえ!!!!」ていうような画期的なブツではないものの(好きな人ゴメン。ま、オレも好きだけど)、飽きずにきけるし、欲しいところは外さない作りはうれしい限り。
「特捜最前線」な雰囲気も漂う(?)、哀愁の1曲目とか、90秒もの長い痴話ゲンカ(?)のイントロ付きド演歌風の「The One」など、なーんか、持ってかれます!
そういえば葉巻にステッキにブランデーグラスなジャケも我が国の演歌チックに見えてくる(笑)

Young Loud & Snotty Dead Boys
「若くて五月蝿くって嫌な野郎」てな表題通りの「ニューヨーク・パンク・シーンきっての暴れん坊」、デッド・ボーイズのファースト・アルバム、77年作。7曲目の「Hey Little Girl」は、つい先頃2006年10月17日に閉店し2008年にラスヴェガスに移転オープンするという、NYパンクの殿堂CBGB'sでのライブ録音。なのでトリビュート・トゥ・CBGB's・・・ちゅうようなセンチメンタルな理由できいてるわけではなくって、なんとなくパンク・バンドのCDがききたくなったからきいてるだけなんですが(^^;

Nuggets: Original Artyfacts From the First Psychedelic Era 1965-1968 Various Artists
鮎川誠が監修した『200CDロックンロール』という本(今年のぼくの愛読書の一つ)の41pから引用すれば、

一九七二年、後のパティ・スミス・グループのギタリスト、レニー・ケイ編集による、「それまでのオールディーズとは違った切り口のオムニバス」、すなわち世界初のガレージ・パンクのコンピでございます!!(中略)内容は、演奏時間も短く、ビートもタイトな60年代ロック集で、ガレージ・パンクのスタンダードともいうべき、カラフルでポップな必須パンク・チューン。パンク以前にパンクだった連中というにふさわしいメンツだ

とまあ、これに付け加えることはあまりない。
あえて個人的な感想を捻りだすことにすると、うん、ぼくはとってもこれに癒されるなあ、てなことか。もちろん、所謂「癒し」なんて反吐が出るほど大嫌いなぼくが、そう表現するわけだから、「癒し系名盤」ではないことは確かだ。真面目にふざけてるのか、真面目過ぎてふざけて見えるのか、ただただこうなっているだけなのか・・・その全部か・・・そういうタイプの音楽が詰まっています。

Modern Times Bob Dylan
ボブ・ディランの新譜。これもいい。
かっちょいいディランと優しげなディランがどちらも味わえてうれしいね。

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2006/09/18

06年9月のヘビィローテーション・ディスク

どうやら今年のぼくのトレンドはヒップホップとロックンロール、ということになりそうだ。昔からファットなヒップホップもソリッドなロックンロールも大好物なのだが、とりわけ今年はその服用度が高い。良いヒップホップをきくとドローンとなるし、良いロックンロールをきくとシャキッとする。どちらもちょっと手離せそうにない。

Hr09

Year of the Dog...Again DMX
タイトルでピンッときて調べてみたら、やっぱりそうだ。DMXも戌年生まれ。オイラと同じだ。
同い年でバリバリの現役トップMC(引退~復帰を繰り返してるらしいけど)なのもうれしいが、スピード違反や暴力行為でたびたび逮捕され刑務所に入ってるというのも・・・・・・なんだかうれしいぞ(苦笑)
・・・っていうよーな超個人的な感慨は別にしても、これはなかなか強力なヒップホップ・アルバムです!
サイレンと銃声が鳴りまくりのど派手な先行シングル「We In Here」、ググッと重心が下がってるシンセ・ベースがたまらんバスタ・ライムズ客演トラック「Come Thru(Move)」、ベタつく甘味料的な甘さの「Dog Love」もイイし、ロックンロール・テイストが効いてる「Wrong Or Right(I'm Tired)」と「Walk These Dogs」もDMXのガナリ系ラップと相性よくてカッチョいい。こうやって書いてると本当にキリ無い名曲揃いだ!!

The Big Bang Busta Rymes
というわけで、オイラは戌年生まれのオッチャンなので、バスタといえば、まずLONSの2ndだし、やっぱりATCQの「Scenario」from:The Low End Theoryなんですよねえ。
なので、個人的には久々のバスタ体験となった本作の冒頭、エイジアンなけだるいムードから、あのバスタ声が立ち上がるところで早くもチキン肌がビビッときましたよ。
その後も期待を裏切らない・・・そういえばまだ書いてなかったけど、今回はバスタ・ミーツ・ドクター・ドレーという、90年代半ばの頃を思うと、夢のようなというか、あり得ないというか、それってどうなのよというかなコラボレーション作・・・名曲、名演、名サンプルが続く充実作です。
「バスタかぁ、まだやってるんだぁ」という方にこそ、おすすめしたい逸品に仕上がっておりますので、ひっかかった人は是非どうぞ。ぼくもそうでしたから(>_<)

Pimpalation Pimp C
隠れた名盤・・・ということになるんでしょうね、我が国では・・・トム・ペティのソロ作『Full Moon Fever』からの名曲「Free Fallin'」を、自らの出所祝い曲にサンプリングするという、素晴らしくもあり、ふざけてる感もある(^^;、「I'm Free」が、ぼくには直撃過ぎです!
他もサウスなイナタさ満載かつ出所祝いモードの幸福感あり(に極東のパンピーのオイラが安易に乗っかっていいのか・・・はともかく・・・)で、これも良いヒップホップ・アルバムですね。

Skullduggery The Pirates
ディスク・ユニオンでこれを発見したとき、マジで狂喜乱舞しましたっ。
パブ・ロックのオッサン・バンドの最新盤。剃刀やカッターの切れ味の旧作に比べると鉈や斧に得物が変わった感じが、これはこれでズバッと胸を切り裂きます・・・物騒な例えでゴメン(^^;